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檻の中の安全か 危険を伴う自由か?娘の意外な答え

こんにちわ
昭和のおばちゃんが日々見聞きし感じたことを昭和目線で独りごちます
よかったら、時々のぞいてください

「衝撃映像100連発」みたいな番組で
野生動物が獲物を捕らえる瞬間が延々と映し出されていた

それを観ていた78歳の母
「やっぱり、ご飯の心配もしやんでいいし おそわれる心配もない動物園がいいな」と言い出した

「 え?ほんまに?あんな狭い檻の中で一生過ごさなあかんなんて ある意味既に『お前はもう死んでいる』やん」と私

「お母さんは絶対いやや  襲われて死ぬのなんかいやや」と母

「いやいや、どうせみんな最後は死ぬねんで  それまでどう生きるかちゃう?」と私

「それでも、体食いちぎられるのはいやや」と 母     

自然=食べられて死ぬ  …と自分を
どうしても食物連鎖の下位層設定に置こうとする母と、53歳で なお自分を狩猟側で設定しようとする私との意見は平行線を辿り  お互いに「あなたとは合わんわ」みたいになったところに娘が帰ってきた

早速母は「さーちゃん(娘)やったらどっちがいい?襲われて食いちぎらて死ぬのと 動物園で安心して暮らすのと」とまるで動物園では死なないかのような偏った問いかけ方をしたところ暫く考えていた娘は…
「サバンナでも動物園でも生まれたときからそこやったら別にどっちでもいい 
サバンナから動物園に連れてこられたり、動物園からサバンナにほうりだされるのはいやや」と…

まさかの「置かれたところこそがあなたの今の居場所なのです」的発想…
(渡辺和子著「置かれた場所で咲きなさい」)
こんな身近に修道女がいたとは…

三世代それぞれに、世代なりの考えがあるなぁと今日も独りごちるのであった



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