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昭和定番 生きもの係 花係はどこいった

昭和のおばちゃんが日々見聞きしたこと感じたことを昭和目線で独りごちます

紫陽花の美しい季節となってきました
我家の庭にも咲いており 紫陽花を見ると「花 学校に 持っていったなあ…」と小学生の頃のことを思い出す
そう おばChannelが小学生の頃 庭に手頃な花が咲くと 学校へ持っていくという風習があった
分団登校の集合場所にいくと 時々  花を新聞紙に包んでいる子をみかけた
花を持っている子はなんとなく誇らしげに見えたものである

夫に話すと「あったあった母ちゃんが持っていけって紫陽花持って行かされたわ いややったー」とのことでしたが…

学級には生き物係と同様に花係があり
花係が、せっせと花瓶に水を入れ世話をしてくれていたように思う

普段でも先生はもちろん喜んでくれるのだが 一際喜んでくれる日がある

それは 参観日だ

「いやあ、嬉しいわ 今日は参観日やからお花あったらいいなと思ってたの」的な先生の反応を見ると 花を持ってきた子に対して「お主やるな…」と思ったものである

花の入った花瓶は時々男子のなげた上靴などがあたって 割れたりした
だからだろうか 今では花係も生き物係もないような気がする…

近所の子に「何係してるの?」と聞くと「ユーチューブ係」との答え

なんそれ?

何でも動画を撮って みんなに見せるらしい…
えっ 係活動ってみんなの役に立つものではないのか?
いや 役に立つ動画「情報系」みたいなものを撮るのか?

みたいな話をしていたら 参観に行った
近所の若いお母さんが「なんかね 係の紹介みたいなのが教室の後ろに貼ってあって そこに サイコパス係 ってあったんです…」

サイコパス!!

それこそ なにすんの?
聞きたいことは色々あったが 隔世の感にかき消された

生き物係や花係がなくなったのは 花瓶を割る男子のせいだけではないなと独りごちるおばチャンネルであった




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