無職。無色。

突然だけど無職になった。

正社員として働くはずだったがうまくいかずすぐに辞めてしまった。

これまでも年単位ではあるが短期離職を繰り返しており辞めることには慣れているけれどあまりにも短すぎる。
そして今までは仕事を決めて辞めていたが今回は完全なる無職である。

情けなかった。

実家暮らしであることが情けなさ、やるせなさをさらに大きいものとした。
家族は朝起きて会社や学校へ行く。
私は行く場所がないので朝起きても家にいる。

そして親にお金を出してもらいご飯を食べる。

何をしていても
「無職なのに」
と思ってしまう。

せっかくの無職期間、休んだり楽しんだりしたらいいと思う。

だけど私は自分で思っているより休むということが下手だった。
思いがけない無職生活にいまだに戸惑っている。

今はハローワークへ行ったり求職活動をしたり日雇いのアルバイトをするなどしている。

資格も取った。

焦らない事と努力をしない事は私にとっては同じではない。
自分を高める努力はしていたい。

私は力を抜くのが下手なのだと思う。
良い言い方をしたら努力家とかストイック、みたいな感じになるんだろうか。

無職を続けるのには才能がいるのだと改めて知ったのだった。

無職の私は無色だ。
何にも所属していないし毎日行く場所もない。
資格の勉強はひとまず終えたので目標もない。

言い換えれば今から何にでもなれるということだけど特になりたいものもなく、お金を稼いで娯楽に使いたい。

おいしいものを食べたりマッサージに行ったり。
それを自分が稼いだお金で気兼ねなく楽しみたい。

焦る必要はないけど、早いとこ仕事を見つけたいと思う。


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