見出し画像

○オヤジブログ怪気炎 vol.4

琵琶とコーラス

大学入学のグリークラブ入団時からだから、かれこれ50年近く合唱を続けてきました。五線譜を元に仲間とハーモニーを作り上げる喜びとエネルギーは、ほかに代えがたい。それが証拠にベートーヴェンでさえ最後の交響曲を合唱付きで締めたわけです。
ところが、定年退職を機に五線譜の世界から遠い音楽世界に出かけてみたくなりました。それが琵琶楽でした。楽譜というテキスト=ガイドブックはありません。口伝なのです。けれどもボクはそこに西洋ロジックの対極にあるような邦楽の美を感じました。一人きりの表現なので、演奏の結果はすべて自己責任ですが、琵琶沼(琵琶湖ではありません)の深みにズブズブはまっている自分がいます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?