街並みの魅力　横浜の場合

オヤジブログ怪気炎　vol.134

先日、長崎県のハウステンボスに行ってきました。オランダの街並みを佐世保市に再現したテーマパークです。日本にいながらヨーロッパの雰囲気を味わうことができるのが魅力でしょう。
日本国内にも美しい街並みは幾つもあり、多くの外国人観光客が訪れています。私は横浜市に住んでいるのですが、横浜の街並みの魅力として、関内周辺地区を挙げたいと思います。
横浜開港にあたり、江戸幕府は東海道から少し離れた寒村横浜を選びました。現在の横浜駅のあたりではなくて、吉田新田によって内海が埋め立てられていた地域です。現在の山下公園付近に砂州が延びていて、これが横浜の地名になりました。
江戸幕府は、長崎の出島のように外国人居留地を設けて、外国人の生活範囲を制限しようとしました。この外国人居留地の跡は現在の中華街となり多くの観光客が訪れています。
また、日本大通りより桜木町よりは日本の役所や外国と取引する会社が立ち並び、今も風格のある石造りの建物が見られます。
ハウステンボスほどではありませんが、日本の玄関口として栄えていた横浜の街並みを偲ぶことができるのではないでしょうか？