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虎の穴。人はどこまで強くなれるのか?

オヤジブログ怪気炎 vol.123

朝ドラ「虎に翼」が好調なようです。このドラマには虎に翼が生えているというタイトルそのものの図案が出てきます。スポ根マンガ(梶原一騎)世代のボクには「タイガーマスク」のオープニングテーマが、思い浮かんできてしまう。ここから先はプロレスのお話。
これはタイガーマスクが、虎の穴という悪役レスラー養成期間の出身であることと関連しておりまして、やがて主人公はこの虎の穴と対決するストーリーになるわけです。自分の出自と闘うのはデビルマンと似ていますね。
プロレスファンなら、この虎の穴がイギリスマンチェスターにあったジム「蛇の穴」に由来していることを知っている方も多いでしょう。カール・ゴッチやビル・ロビンソンなど本当にめちゃくちゃ強いレスラーが、ここで育ちました。
興行としてのプロレスには、ギミックが施されていて、真剣勝負はなかなかみられない。
けれどカール・ゴッチは本当の強さを追究し続けていたので、蛇の穴が衰退した後も日本でアントニオ猪木を始めとする新日本プロレスのレスラーを鍛えていたのですね。
強ければそれでいいんだ、力さえあればいいんだ🎵 アニメ「タイガーマスク」は、このちょっとやるせないエンディング曲が流れます。蛇の穴が求めていた強さを象徴しているような曲ですね。
最近は、悪役レスラータイガー・ジェット・シンが褒賞を受けるなど、プロレスに対する見方がだいぶ変化してきている気がしますが・・・。

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