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#8 【黒板】定規を使う

 今回は、ネタというより私のこだわり。#7で触れたように、黒板には矢印や囲み線など、様々な図形を書く場合があります。そんな時、多少手間でも大きな定規を使って線を引くことにしています。

 理由の1つ目は、「子どもたちにも同じように書かせたい」から。率先垂範とはよく言ったもので、低学年であればあるほど、先生の真似をよくします。「大きな定規は使い方が難しいから…」と敬遠していると、子どもも定規を使うようになりません。また、「ここは定規を使って線を引いてね」と指示して、先生は使わなかったとしても同じこと。「先生だけ使わないのはずるい!」なんて言われるかもしれません。

 理由の2つ目は、黒板に書いたものを綺麗に仕上げたいから。黒板は授業のマップです。誰が見てもわかるように書くことを目指したい。線がぐにゃぐにゃと不規則に曲がってしまっては、いくら字を綺麗に書いても整って見えません。

 だから、私の教室では、いつも手の届くところに教師用の定規を置くことにしています。黒板の両側についている掲示板に、フックを取り付けて、綴じ紐を通した三角定規を下げておく。1m定規は裏側にマグネットがついているものが多いので、黒板の端に貼っておく。こうすれば、教師の動線は最小限で済みます。現在は教科担任として入ることが多いので、そのクラスがどこに教師用定規を置いているか覚えるようにしています。

 みなさんもすでに実践されているかもしれませんが、まだの方はぜひやってみてください。

2023.9.5 あーる


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