電撃バカップル４

「賢いからキミと巡り会えたとき、この人と思えた」
「わたしも、私はふさわしいと思った」
「そんな事は初めて？」
「なにか違うといつも思っているの、あなたに出会わなかった私は」
「イェス、フォーリン愛」
「言いたくなったの？わたしも言ってしまうかも知れない」
「愛の決め台詞は、いつも鼻毛の根元より深く湧きてこん」
「なんなの（微笑）それは」
「いつも愛は理不尽な花火」
「精巧に仕組まれた外来種の魚は罠にはまってしまったの」
「なになに」「あなたという」
「今に限って分からなかった。きみの気持いつも分かっている」
「ほんとうかしら」
「本当さ」
「自信あるひとって素敵」
「それも根拠になるから？」
「そうかもしれないわね、切り拓いて行けそうにみえる」
「そう見て欲しいよ、いつも素敵な自分として」
「それは出来るつもり?」
「出来っこない時は勝負のときって、あのひとは、言っていた歌手の。」「あなたは、わたしに夢中になって、想い出せないのね？？」
「それもあるし、あいつよりいい魅力と出来たら思いたい」
「私、そうなら嬉しいわ」
「現実よりきみを見ることを？」
「そう、そうなの！」
「今日は終われないね」
「なんか問題ある？」
「そうあるかも知れない。きみと居る時は思い出したくない」
「ないのよ二人なら」
「そうかな」
「きっと、そう想ってみたらイイのよ。」
「もし、そうして変わる？」
「わたしを見て？」
「ははは」
「調子おかしくなる？」
「おかしくて、嬉しいよ悩みって、莫迦らしくて、きっと君より大きくはないよ」
「問題も乗り越えて行ってね」
「そう解決して、きみと離れるくらいならね」
交際は５年増えた、かれら。
寿命は１０年、減っていた。
続く。