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ジキルとハイドの構図問題

わかりやすい村上春樹らへんの例で言えばアフターダークやねじまき鳥クロニクルの黒幕っていうのは出せない様な想いを抑圧していて、潔癖なほどに確立した生き方があり、邪魔と効率を明瞭にわけすぎる観点から、排他的になり、理想が叶えられていく一方現実の、自分を愛せないみたいなことであり作品がそうだというだけで本人は作品との距離が距離感ね、あるかも知れない。アフターダークは比較的ハッピーエンドであった。もうひとつは、果たし合いみたく、なっている。ジキルとハイド作者は、影についてはもう少し明晰な態度を取った。はっきり見えたことから書いた。心と心じゃなく言葉と言葉で話し合い始めたのだから徹底的に意識的にしようというテイストはあるかも知れない。言葉で決めた事は無視ねという訳ではなく。自分を純粋だみたいな事は梅崎春生さんは言わなかったと思われる。心じゃ駄目だったからこそ過酷な経験をしてきたのである。みすみす否定させるわけにはいかない。現場は除染作業の様につらい担当だ。苦労もするのだし賢くても痛みのわからない人と話は通じない。明晰な文体と言えば森鷗外、志賀直哉、野間宏、大西巨人、日本国内はこんな感じ。フィッツジェラルドはアメリカナイズの張本人ではない。スノッブって訳ではない。あの人は仁義みたいなところはあって伝えていた。約束を規則よりも重んじつらい話は先に聴いてあげ、知られなくても美しい絆、行動をさきにされると残されたひとはどう感じるか、結末が悲惨でも、チャレンジはする理由、枠組みが壊れたら友情を作り直す事。それの創作だったのだ。大岡昇平が再建しようとしたのもそういう物だった。ラディゲの様になっていた。堀辰雄は取り入れようとしたなかで大岡昇平は本人がそれに近かった。
ーー刹那という戦争の面は残そうとした人。
「一瞬」から挽回してゆく人の性質を消極的に否定するなら衝突はちょっとマシなのかも知れない。私は多少ここは才能を重視する。出来るなら、それを公言して、構わない。強いから隙は見せない。自ら挽回すると。それを言えたらタナトスも人を文豪にさせると思える。ーー
夏目漱石はやはり来歴として絆の再建の必要性が、あり、マスメディア方面に近いところまで行き、世間の知恵の行き当たりばったりなところも見てルネサンス、芸術再興を、した。
谷崎潤一郎は悪友佐藤春夫と、抑圧は言論の弾圧を憎みはてたのも、あり全て撤去したオープンマインドを教え、指南するべく、サドと同じようなタブーを積極的に取り入れての文筆活動をした。
しかし理性を失うおそれも時代には広範囲に蔓延していた。
井伏鱒二はその状況の推移のなか空爆や空襲、爆弾の影響を記録して後世に役立てようとした。
星新一は、戦争のせの字も知らない状態で平和が訪れるとは考えなかった。
荀子みたいな視点を持てば頷ける。自然状態の人はそこそこ喧嘩はする。紅茶を飲んでも同じである。お菓子がつけば機嫌が治る。ここらへんの事情をさも全てを理解したかの如く太宰治は女性について指摘した為にきみは女性は猫だと思ってるのねと解されるに至ることになった。
そういう気持の時、沢尻エリカは別にと言う。あっそーというドイツ語は日本語でもあっそーという意味だ。
馬鹿な自分を抑えない方がいいと結んでおこうかな。


島の果ては、戦争に行くことが確定したら、恋する人と最後の瞬間を、味わいたくなったという内容を、してる。
そして女性側の立場は、間違っていても生きなさいというものだった。
沖縄という戦場は毎日、生命が息を吹返すのも見ることになる。
それを感じると中上健次の様に発奮する場合と内田百閒の様に無常を感じる場合と川端康成の様に摂理を感じる場合と、バルビュスの様に肩を落す場合と森鷗外の様に失った分獲得しようとする人と、吉村昭の様に優柔不断な自分を卒業して辞める人と、ヘミングウェイの様に更に駆り立てられもっと危険でも真実を知ろうとする人と、涙の重要性を感じる外村繫の様な人と生き急ぐ事を自己決定する牧野信一の様な人と更に大きい背景を理解に役立てようとするパールバックや立花隆の様な人と、禅問答は毎日すれば悩まんし急にという立原正秋の様な人と、雷じゃあるまいし反応は多岐で、多種、千差万別の様相を得る。
自分を、信じられなくなり1から思考し直すタイプにシェイクスピアの影響を取り入れた蠅の王大家のゴールディング、ジキルとハイドのスティーヴンソン、ペストを書いたカミュ、その影響を与えたメルヴィル、しかし立派だからと見倣うかどうか吟味、熟考、熟慮されたし。
無意識はブラックボックスではない。
カオスの別名ではない。
吹奏楽なら雑音の質を聞きわけられること。
意識して線をひいた後に消しゴムも画材として使う事。
余計として排除した多様性。
無為とチャンスが噛み合ってる状態。
影をなくした男が立ち向かう先。
樹木の養分。
易で言う井戸。
猫の恩返しの様に意識の意図したところと一致しない事による物語展開。
悼む人やツナグの様に悲しみで探り当てる事。
浦島太郎が新しい視点で地上を再発見する事。
眠い時にアイデアが浮かぶこと。
意識的に決めたのに孫悟空が掌の上に居る事。
なんとなく決めたら生活は捗ったという種類のこと。
マギに現れるルフ。
総称したら把握と、して、差し支えずいい。

相互援助そのものは、大切と、思います。有償のことをする余裕を持って、無償の活動を敢えてする系のスタイルを、とってます。 プライスレスに、人生を再始動したい人には情報を提供出来るかなとおもいます。OK??? 企画倒れは充分警戒したいし、格闘技なら階級低め、組織ならNPOは、穴場。