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他己評価は、信頼度が高い。

3年生が卒業を間近に控えている。

授業を終えて席にもどると、メッセージカードが置いてあった。
どうやら、3年生の担任団が「お世話になった先生に書くように。」ということで、メッセージカードを配布してたらしい。
粋な計らいである。

今年度は、4クラス弱の3年生を担当していた。150人もいれば、不満足な豚ごときにもメッセージをくれる物好きな生徒がちらほらいる。有難い話である。

授業の感想や感謝を伝えてくれていたのだが。
まとめると、豚は優しくて、雰囲気がゆるく、アメとムチなら、アメらしい。

今回、複数のメッセージをもらったが、これは重要な他己評価といえよう。
自己評価は大切である。しかし、自分で意識していたことが思ったよりも相手に伝わっていないなんてことはよくある。
これは、自分では認知しきれない雰囲気や持ち味が影響しているからであろう。
自分の挙動を客観的に感じ取ることが不可能である以上、自らの印象を正確に理解するのは困難を極める。

他人は自分を映す鏡ともいうが、自分を理解するためには周囲の人間に評価を下してもらうことが不可欠なのである。
特に意識しなければ、豚はラフで優しい印象を与えることが分かった。

他にもアンケートには、授業が楽しかったという声があったが、"楽"と"楽しい"をはき違えてないかが、心配である。

ニュートラルな状態を知っておくことは、なりたい姿を目指す上でも大事になるだろう。

自分という素材が分かりつつあるので、あとは調理で幅をもたせていきたい。



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