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大魚神社の海中鳥居

佐賀県太良町には「海中鳥居」という、なかなかに素敵な場所があります。
有明海の潮が満ちる場所に赤い鳥居が立っています。
干潮になると歩いて鳥居をくぐることもできます。

干潮の時の海中鳥居 満潮の時はほとんど海の中です



そんな海中鳥居の言い伝え。

「今から300年くらい前この辺りに住む人は悪代官に悩まされていました。
ある時人々は悪代官を沖ノ島に誘い出し、お酒を飲ませた後、
酔いつぶれた代官を置き去りにして帰りました。
(沖ノ島から岸まで10キロ)

お主も悪よのう


有明海の潮が満ちてきて、溺れてしまいそうです。
代官が困っていると、大魚(ナミノウオ)が現れ、
代官を背に乗せ岸まで連れて帰ってくれました。
(ナミノウオとはスナメリのこと)


よいしょ よいしょ


感激した代官は
「大魚神社(おおうおじんじゃ)」を建て、海の中にも鳥居を建てました。」

なんだか不思議ないい話です。

佐賀に来たらぜひ行ってみてください。

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