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家事は持ちつ持たれつ(日々のこと)
1月23日。初雪。空気がキレイ。
私の住んでいる街は、ほとんど雪が積もらない。
寒い日が続くせいか、お姑さんは、昨日から食欲がなく、ずっと寝ている。今朝は気が付かなかったけど、お粥にしたらよかったな。普通にご飯を出したら、自分でそれをお粥にしたみたい。
私は、朝8時出勤だから、毎朝7時40分には家を出発しないと間に合わない。旦那さんと娘のお弁当作りと朝食の準備、自分の身支度もすませると、かなりギリギリ。もう家事は放っておくしかない状況で、お姑さんにおまかせしている。以前は、それが申し訳なくて、食器洗いだけすませていこうとしていたが、何度か遅刻しそうになったので、どんなに散らかっていても、手を付けず、家を出るようにしている。
仕事が終わり帰宅。お姑さんが息子の柔道着を洗濯してくれていたのが、洗濯機にそのまま残っているのを見つけ、サッと干したら、後で「忘れとった。ごめんね。」と言われた。「そんなことないよ。いつもいろいろしてくれてありがとう。」と伝える。
こんなふうに、姑さんがやろうとしている仕事をとってしまうことがある。私がした方が早いと思ってしまう。でもそれは、しちゃいけないんだと思った。お姑さんは、頼りにしてくれるのが、きっと嬉しいんだ。
昔は、ご飯もよく作ってくれていた。最近は、億劫になったのか、ほとんどキッチンには立たない。それを申し訳ないと思っているのか、「洗濯物は私がする。」と言ってくれた。私だって、もし逆の立場で、お嫁さんが何もかもしてくれたら、申し訳ないと思う。逆に頼ってくれたら嬉しいし、私もお願いしやすい。
だけど、重たい鍋を洗うのとか、寒い日や雨の日の洗濯物をしてもらうのは、やっぱり気が引ける。
日常で、お姑さんがするのが当たり前みたいにすると、やっぱり、相手もいい気持ちはしないだろうなとか、いろいろ考えてしまう。
それに、子ども達の状況が、洗濯物から分かることもある。
とても寒い日に、洗濯物をたたんでいて、娘の靴下がものすごく薄いのに気が付き、あわてて買いに行ったこともあった。
家電の使い方の説明もしないといけないし。
家事は持ちつ持たれつだけど、中々、難しいとこもある。一人でするほうが気が楽だよなと思うこともある。
でもやっぱり、助けてもらってる。
きっと、家に帰ったら洗濯物の山があれば、ゲンナリするだろう。シミも小まめにとってくれるし、干し方も上手なのだ。
お姑さんに「ありがとう」だけは、どんなに忙しくても、ちゃんと言おうと思う。ひとつ屋根の下、お互いにいい気持ち、いい塩梅で暮らせていけたらいいな。
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