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所感

「朝の5時くらいに死ねたら一番きれいなんじゃないか」

そう思うことがよくある。
朝になりきっていないような時間にこの世から消えれたら、
大勢が眠りについてるときに死ねば、
私の存在は消えてなくなることができるんじゃないかと錯覚する。

飛び降りをするならこの時間がいいなとか、想像をするだけで実行はできないんですけど。

この世から消えるなんて方法は存在しないのに、
「消えること」に執着してより近い方法を模索して、
でも結局自分に実際にできそうなのは首吊りくらい。
飛び降りることができれば、その場から「消え」て別の場所に行けるような気がして、でも怖くて。

死にたくなくて、でも消えたくて、生きていたくなくて、この感情が何なのかわからない。
希死念慮とは違う。
抗うつ薬が効いてきて、希死念慮が出てくることは減った。
代わりに、このよくわからない感情がいて、消えることを渇望する。

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