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人間関係

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人間関係の悩みは尽きませんね。少し違った角度から関係性を見直すことは、心地よく生活するきっかけにもなります。
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#親子

「あの人とは意思疎通がうまくいかない!」と諦める前に。

いつもの朝の風景です。 送迎をするために スタンバイをしている私に向かって、 ヘア&メイクを終えた パジャマ姿の娘はこう言います。 「もう出れるよ!」 “まだ全然出られる状態じゃないのに、 何言ってるの!” と、今日もいつも通り そう思いました。 「もう出れる」と言っておきながら 当分出発しない、というのが 娘のいつものパターンなので 家を出るタイミングが計れません。 そのせいで 朝の準備や家事も進まず、 私はイライラすることになります。 いつもイライラしていても仕

話し合いはタイミングが命

子育てをしていて難しいなと感じるのは タイミングです。 うちは、子どもが大きいので、 大抵のことは自分で決めます。 親がダメだと言ったところで それをやめるわけではありません。 でもこちらから見ていると 「それはちょっと」 「大丈夫なの?」 と思うこともあります。 本当はやめさせたいけど、 それを言うタイミングが 難しいんです。 子どもがそれを「やる」と決めてすぐの時は、 テンションも上がっているし やる気に満ち溢れています。 ダメな面をいくら話したところで、 むしろ

普段しているその会話に、関係性の秘密があります

「普通はこうするよ」 「そうなんだ!じゃあそうしようかな」 普段何気なくされている会話ですね。 「普通目玉焼きには、塩じゃない?」 「そうなんだ!じゃあそうしようかな」 「普通は女がご飯を作るんじゃない?」 「そうなんだ!じゃあそうしようかな」 段々様子がおかしい事に気付きますか? 「普通」って何ですか? よく考えたら、曖昧な言葉じゃないですか? 「普通は」と言っていますが、 結局は「その人の価値観」の話です。 その人の価値観は その人の経験から作られたものです