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人間関係

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人間関係の悩みは尽きませんね。少し違った角度から関係性を見直すことは、心地よく生活するきっかけにもなります。
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#相手

「あの人とは意思疎通がうまくいかない!」と諦める前に。

いつもの朝の風景です。 送迎をするために スタンバイをしている私に向かって、 ヘア&メイクを終えた パジャマ姿の娘はこう言います。 「もう出れるよ!」 “まだ全然出られる状態じゃないのに、 何言ってるの!” と、今日もいつも通り そう思いました。 「もう出れる」と言っておきながら 当分出発しない、というのが 娘のいつものパターンなので 家を出るタイミングが計れません。 そのせいで 朝の準備や家事も進まず、 私はイライラすることになります。 いつもイライラしていても仕

「本当の思い」に気付いていますか?

ゴールデンウイークで、お休みの方も多いのではないでしょうか? いつもより時間のある時は、 お茶のお供に こんなことを考えてみるのもいいかもしれません。 あなたは「本当の思い」を 相手に届けられていますか? 娘はアルバイトの面接に 2度も落ちてしまいました。 「もうどこでもいいから受かって欲しい」 と言っている割には、塾講師にこだわっていました。 探せば仕事はいくらでもあるし、 友達のアルバイト先を紹介してもらうこともできます。 でもなぜか、こだわっています。 どう

あの人とのコミュニケーションがこじれる理由

先日勉強の一環として 旦那との相性読みをしてみました。 私は今まで、旦那との 「コミュニケーションの取り方」に、 テーマを感じていました。 何か揉め事があった時、 お互い譲れない場合でも どこかに終着点を 見つけなければならないのですが、 その終着点がいつも ふわふわとどこかに行ってしまうんです。 そこを一番 テーマに感じていました。 要素的に言うと 彼は 「火」「固定宮」「男性性」「自分ベース」、 私は 「水」「固定宮」「女性性」「関係性ベース」な人 という感

自分に厳しいと他人にも厳しくなるって本当?

私は、昔から 「自分に厳しい人だね」 と、よく言われてきました。 だから、 他人にも厳しくなってしまうのは 仕方がないことだと思っていました。 でも、そうではなく 本当は、ただ 「わがままなだけ」 だと知った時は、 正直、ショックでした。 「これって、わがままなの?」 こんなことがあります。 旦那は、お腹が痛いとすぐに 「お腹が痛い」 と、口に出して言います。 私は、自分がお腹が痛くても 口に出して言いません。 それを 「我慢強い」とか 「自分に厳しい」という言

謝罪するときは、謝ることに徹するべし

謝罪するときは、 素直に自分のミスを認め 「潔く」謝ることが必要です。 それ以外は必要ありません。 分かっているつもりでも ついやりがちなのがこれです。 ①相手を気遣う言葉を添える ミスをした本人に気遣われても、 余計なお世話と感じるだけです。 「あなたのせいですよ!」と 余計腹が立ちます。 ②ミスに至った事情の説明を付け加える もちろんそこに至るには 色々な事情があったのでしょう。 だから、ミスにつながったのでしょう。 でも、相手にはそんなことは関係ありません

「褒める」は相手をコントロールする行為です

「褒める」は 指導者の使うテクニックです。 ひと昔ふた昔前の指導は 「怒鳴る」でした。 それが「褒める」になっただけで、 結局したいことは同じです。 相手を目標まで連れて行くための テクニックのひとつです。 それを意識せずに 私達は昔から、そして今も 「褒める」を 通常の人間関係でも 使おうとしています。 無意識のうちに 相手をコントロールしようとしている または、 コントロールされている 可能性があります。 大人しくて手のかからない、いい子 私は母親に 「赤ちゃ

仲良く暮らすために、知っておきたいこと

日本人であれば日本語は「お手の物」です。 でも、 こういうこと、よくありませんか? 私と旦那の会話を例にあげます。 私「もっと楽しいことしたい!」 旦那「もう、じゅうぶん楽しいけど」 私の言いたい「楽しい」と 旦那の「楽しい」が違っています。 私は 「楽しくてワクワクする」ようなこと をイメージしているのに対して 旦那は、 何にも縛られずお菓子を食べてまったりしていること が楽しいと感じています。 同じ言語の同じ単語を使っているのに、 人によって「イメージする