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子育て

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子どもを幸せにしたい方、子育てに不安や行き詰まりを感じている方に向けた記事です。傷だらけになった私の子育て経験から学んだ大切なことを書いています。
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#成長

親はなぜ、子どもの心配をするのか

友人との話の続きから こんなことを考えました。 私たち親が子どもの心配をするのには、 いくつか理由があります。 ・子どもに痛い思いをして欲しくない ・子どもに悲しい思いをさせたくない ・ちゃんとした子に育ってほしい ・うまくいく人生を送って欲しい そう考えるが故に、 手を出し 口を出し 先回りをしてしまいます。 子どもが可愛いから ですよね。 でも、 友人との会話の中で、 「本質は別にある」ことに気付きました。 「子どもが悲しい思いをするのを、親が見たくない」

子どもの「お世話」をやめます!

大学生になった娘は ひと月前まで受験生でした。 特に高校生になってからは 勉強と部活に追われ 寸分の暇もないくらい あわただしい日々を送っていました。 私は、そのペースに巻き込まれ、 娘が勉強と部活に全力を注げるように、 それ以外の雑務をすべてこなしていました。 娘が席に着くだろうタイミングを見計らって 温かい食事を提供し、 学校も塾も部活も 基本的に車で送迎していたので、 車に乗ったらすぐに出発できるように スタンバイしました。 身体が要なので、 お弁当は冷凍食品な

あなたが成長できるのは、「あの人」がいるから

娘が小学生のころ あるスポーツチームに所属していました。 このチームは大所帯で、 よくある「レギュラー争い」もありました。 もちろん頑張っていたのは子どもたちですが、 必死になっていたのは、親でした。 「うちの子が少しでも多く試合に出られるように」 「うちの子が上手になるように」 親は必死でした。 表面上は仲良く笑顔で談笑しているのですが、 ギラギラしたライバル心は 肌感,、空気感で伝わるものでした。 こんなことがありました。 ある子(”チーちゃん”とします)が

「子どもの成功=自分の成功」になっていませんか?

「子どもの成功をひけらかす」 「子どもが成功するために他人を出し抜く」 という人ばかりに囲まれている時期がありました。 私は自慢されることが嫌いです。 自分のことしか考えない人も嫌いです。 だから、そういう人達のことを とても「腹立たしい」と思っていました。 でも、今考えると 腹を立てるということは、 「私も同じ」だった ということになります。 同じ価値観だからこそ、 それを見せつけられて 腹を立てていたのです。 認めたくありませんが、 実は、「私もそれをやりたか