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「裏金問題」はそろそろ次のステージへ

 国会による野党の追及、メディアによる自民党批判は確かに必要だろうが、そろそろ「新たな仕組み作り」という次のステージを模索すべき時だと思う。

 政治資金をガラス張りにできない政治では日本の統治を担えない(牧原出東京大学先端科学技術研究センター教授) -マル激 (videonews.com)

 泉房穂氏(元明石市長)などは、政党助成金ですべてまかなえる!とおっしゃっていたが、上記のマル激では、透明性を保ち(献金額を一円まで公にし)企業献金まで視野に入れる、アメリカ的な献金制度を提案する。

 官僚と対抗できる政策提案能力を持つためには、専門性を持つスタッフが必要で、それにはお金がかかる、という考えからで傾聴に値すると私は思う。官僚が支配する政治、などというのは、国民がコントロールできない、最悪の状況で、今でもそれに落ちかかっている。 国民が選挙で選ぶ議員が官僚をコントロールしなくては・・・。 

 そのためには、もっともっと国民が政治に関心を持ち、政治家を育てていかなくてはダメだ。

 今月の「世界 3月号」。 上野千鶴子、佐々木毅、山口二郎・・・。うーん、そろそろ代替わりが必要じゃないかな。月刊誌「文藝春秋」「中央公論」「世界」を最近手に取ってみたが、想定読者層が相当高齢なのかな、と思わせる内容。  第2特集の「働けど働けど」の和田静香さんによる田中洋子さんへのインタビューはよかった。


 

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