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日記・エッセイ

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日々の日記、または過去のエッセイ。
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#夢十夜

#21『ほんとにあった夢十夜②』

 こんな夢を見た。  ある夏の日の夜のことである。気が付くと私は肝試しの準備をするために、真っ暗な土手の上を歩いていた。この場にいるのは私だけではない。農道と土手を結ぶコンクリートの階段を、帽子を被った幽霊達が昇り降りしている。どうやらこの肝試しのミッションは、この帽子幽霊に触ることらしい。  私が階段の下見をしていると、いつの間にか本番が始まってしまっていた。早く退かなくでは参加者に迷惑が掛かってしまう。私は急いで階段を降り、田畑の方へと向かった。その最中、すれ違う人々が皆

#17『ほんとにあった夢十夜①』

 こんな夢を見た。  腕組みをして小劇場の座席に座っていると、突如として現れた男性2人組が、サンパチマイクの奥で奇怪な動きの芸を始めた。  片方は顎に髭を蓄えており、もう片方は太い黒縁の眼鏡を掛けている。髭の男はコミカルな動きを交えつつ、何やら面白可笑しな話をしている。一方で眼鏡の男は、持ち前の鼻に掛かった甲高い声で、可笑しな点を訂正している。このことから髭の男が「ボケ」、眼鏡の男が「ツッコミ」であることがわかると同時に、この場がオリエンタルラジオのライブ会場であることが理解