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未来をつくる成功法則

ヨグマタ相川圭子

P55〜

究極のサマディとは心身を浄化し、死を超えて

神と一体になり、悟りの境地へ達することで

す。それはヒマラヤ秘教における究極の境地と

いわれます。私がその境地を初めて体験したの

は、ヒマラヤでの修行を始めて4年くらい経っ

た頃でしょうか。ある寺院の前でいつものよう

に体を浄め、心を浄めていきました。

そして瞑想を深めていったのです。

感覚を浄化して、さらに肉体を浄化し、

内側に入っていきました。やがて深い瞑想状態

となり、肉体のサマディに入ったのです。

やがて体と一体になり、アストラルのパワーを

得るのです。土のサマディです。石のようにな

って呼吸はかすかになり、そして止まりまし

た。通常、私たちの肉体は食べ物も酸素も必要

ですが、サマディに入るとそれがいらなくなり

ます。肉体の体は死に、アストラルの体に住み

ます。アストラルの体が生きています。

表現するのが難しいのですが、私は内側のエネ

ルギーをひとつずつ変容させて、最初に土の

エネルギーを超えました。次に水がありそれ

を超えると火になり、火を超えて風になり、

それを浄めて風を超えて空になりました。

さらに空を浄めて音から光へと変容させていき

ました。また、さまざまなプラーナ(気)を浄

めて変容させ、陰の道から陽の道、陽の道から

陰の道に行き、そうしてプラーナを浄めて真ん

中にあるスシュムナーに入っていきました。

そしてサマディに入って行ったのです。

サマディとは究極の存在と一体になることで

す。


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