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FC今治・第22節 テゲバジャーロ宮崎戦 展望

サッカー以外でも楽しめる夢スタですが、試合の見どころを押さえることでよりFC今治の観戦を楽しくできたらと思い、今節の見どころなどをお伝え致します! 展望の監修は、FC今治サポーターのReiさん、あっきーさんのおふたり、編集ラッキィでお届けいたします。

※TOP画像はFC今治公式サイトより引用


前回のホーム戦振り返り

前回ホーム戦・ヴィアティン三重戦の振り返り
試合会場 ありがとうサービス.夢スタジアム 
試合結果 2-0 勝利 勝点3
順位 2位 通算成績 10勝8分け1敗 勝点38 得失点差+13

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ヴィアティン三重戦スタメン(FC今治オフィシャルYouTubeより引用)

短評

背番号1・修行選手が怪我から復帰、前節出場停止だった13番・内村選手も戦列に復帰。20番・岡山選手が今期初スタメンとなった。

試合は、前半9分、7番・山田選手がハーフウェイライン付近から相手ディフェンスラインとゴールキーパーの間にスルーパス。反応した内村選手にパスは通り、キーパーと1対1になり冷静にゴール右隅にシュートを決めて先制。このゴールは内村選手夢スタ初ゴールの記念ゴールとなる。

後半25分には、スローインから相手守備陣形が整う前に、3番・駒野選手が精度の高いクロスをゴール前に上げ、14番・桑島選手が頭で合わせて追加点。こちらも今期、夢スタでの初ゴール。念願のゆりかごダンス(桑島選手は今年2月に第一子が誕生)をサブの選手に即され披露した。

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先制、追加点と試合の主導権を三重に渡さずに、堅守でクリーンシート(完封試合)を達成。7月14日の奈良クラブ戦以来の勝利となった。

観客動員は3,173人と久々に3,000人超えを達成。クラブの動員目標が3,300人だったそうだが、直近3試合は2,000人前半と低迷する中、クラブ側が積極的に施策を打ち、1週間前に行われた大分戦より800人も動員を増やしたのは、夢スタでの残り試合動員に期待が持てるのではないだろうか。

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今節・テゲバジャーロ宮崎戦の展望

現在8勝7引き分け6敗、勝ち点31でリーグ6位の宮崎。今年、百年構想クラブに認定されJ3への昇格を目指す姿勢を色濃く見せたが、9月にJ3ライセンスの取得申請をスタジアムの整備遅れを理由に取り下げたことを発表するなどの動きがあった。

宮崎のシステムは4-4-2。J2出場経験もある34歳ベテランの10番・水永選手、11番・藤岡選手のツートップはふたりで今シーズン12得点と宮崎の得点源。控えにはナイジェリア国籍の14番・サミュエル選手も控えており、FW陣は強力。堅守今治の守備陣がどう対応するのかも注目したい。

対して今治はここにきて、4番・園田選手、9番・玉城選手、10番・有間選手が怪我との情報も。守備、中盤、攻撃での主力選手だけに怪我の回復も気になるポイントだ。桑島選手、内村選手ともに直近の試合でも得点を挙げており今節もゴールを期待したい。


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今節の注目選手

FC今治

5番・太田選手
前節、園田選手に替わり前半16分からの緊急出場も、ディフェンスラインを統率し、1失点でゲームを勝ちきった。第7節のマルヤス戦移行控えに甘んじてきたが、いつでも戦える状態にあることは明白。今節、園田選手の回復が遅れるようなら守備の要として注目したい。

30番・長島選手
復帰後ついに前節登場。玉城選手、有間選手が大事を取るようなら、右サイドの中盤から攻撃陣のオプションとして大いに期待したい。夢スタで滉大の姿がついに見られるのか?

6番・中野 圭選手
園田選手の怪我が気になる守備陣。センターバックとして怪我から復帰後は非常に安定した守備を見せているだけに、今節は強力な宮崎攻撃陣をどう封じ込めるのか、スピード勝負で負けずに走り切る姿に期待したい。


テゲバジャーロ宮崎
10番・水永選手
14番・サミュエル選手
61番・石井選手

前述の通り、チーム得点王の水永選手、高い身体能力とスピードのあるサミュエル選手は要注意。ボールを持って前を向かれると非常に危険だ。石井選手はJ2讃岐に所属していたこともある守護神。今治攻撃陣はゴールをこじ開けることができるのか? 試合中のコーチング含め注目したい。


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編集後記

夏のキャンプで追い込んだ身体からも疲労が抜けてきてコンディションの良化を感じる今治イレブン。JFLも残り10試合を切り(今治、Hondaは残り10試合)終盤戦に突入。相変わらず勝ち続けるHonda FCとの直接対決を前に、宮崎戦は絶対に落とせない1戦だ。

目の前の1戦1戦を戦っていくという姿勢に変わりはないだろうが、優勝してJ3へという目標を達成するため、今節もホーム夢スタで観客を大いに沸かせて欲しい。

勝ち点、下位チームの状態から4位以内が見えてくる中、クラブバックスタッフも集客に奔走と、今治のムードも徐々に高まって来ている。この熱量を高めていくためにも、総力戦で今節も気持ちの入ったプレイに大いに期待したい。(編集部)

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