見出し画像

FC今治・第29節 ホンダロックSC戦 展望

サッカー以外でも楽しめる夢スタですが、試合の見どころを押さえることでよりFC今治の観戦を楽しくできたらと思い、今節の見どころなどをお伝え致します! 展望の監修は、FC今治サポーターのReiさん、あっきーさんのおふたり、編集ラッキィでお届けいたします。

※TOP画像はFC今治公式サイトより引用

前回のホーム戦振り返り

対戦相手・FCマルヤス岡崎
試合会場 ありがとうサービス.夢スタジアム 
試合結果 1-0 勝利 勝点3
順位 3位 通算成績 13勝10分け4敗 勝点49 得失点差+17

スクリーンショット 2019-11-24 6.53.20

FCマルヤス岡崎戦スタメン(FC今治オフィシャルYouTubeより引用

短評
この試合勝利して、同時刻に行われた他会場の5位ロック戦、6位三重戦の結果次第では年間4位以内、J3昇格が決まる大一番となった岡崎戦。

前節はホーム夢スタで、流経大Dを相手に5-0と快勝。その試合からSHの背番号28番・原田選手7番・山田選手を変更して望んだ。

システムは3−4−2−1の3バックを採用。立ち上がりからマルヤスゴールに迫り、前半27分相手GKからのパスを9番・玉城選手がカット、13番・内村選手につなぎ、27番・橋本選手へラストパス。橋本選手がそのままゴールに流し込みゴール。

後半は、マルヤスをシュート0本に封じ込め1-0で勝利。他会場はともに引き分けとなり、FC今治のJ3昇格要件を満たした。

1,000人単位の集客力がある、秋の地域イベントが開催される日だけに集客は苦戦。昇格がかかる試合だったが3,381人は若干寂しい数字。

昨シーズンの崖っぷちから勝ちまくって…というドラマチックな展開ではなかったせいか、はたまた事前にこの試合で昇格が決まるという周知が低かったのか、集客については、残りホーム戦での課題となった。

ダイジェスト動画

メディア記事


------✂------

今節・ホンダロックSC戦の展望

JFLの残り試合はあと2。FC今治は2連勝すれば、2位のソニー仙台の結果次第で2位フィニッシュもある位置につけている。

対するホンダロックSCは、現在10勝9分け9敗 勝点39の7位。一時は4位以内もあるかという勢いがあったものの後半戦失速。直近5試合も1勝2分け2敗、4得点、9失点と奮っていない。

チーム戦術的には今シーズン監督就任となった白川伸也監督は、ヘッドコーチからの内部昇格。ロックの名の通りチームの伝統的な守備を固めてゲームを作るチームに回帰。今シーズン加入の安藤選手のスピードを生かしたショートカウンターは要注意た。

今治は、前節のアウェイ鈴鹿戦では、主力メンバーをほぼそのまま使い2-0の完封負け。J3昇格がきまった今、残り試合も今のメンバーで勝ちに行くというメッセージを感じる選手起用ではあったが、その結果がでない試合だった。今節はどのような布陣で戦うのか、小野監督の采配に注目したい。


------✂------


今節の注目選手

FC今治

30番・長島選手
ロックにきっちり守られると、昨シーズンのホーム最終戦の再現もあるだけに、今治側としては仕掛けられる選手の活躍を期待したい。スタメンで出場なら、途中交代で19番・福田選手との起用も見てみたい。

7番・山田選手
3バックのシステムで、より攻撃的な役割を期待されるポジションを担う。原田選手とのポジション争いも来シーズンに向けて注目したい。

8番・上村選手
今シーズン限りでFC今治を退団することがきまった上村選手。桜井時代から幾度も精度の高いFKなどFC今治の攻撃を支えてきた選手。旅立つ前にその勇姿を夢スタで再度見せてほしい。


ホンダロックSC

17番・安藤選手
4番・山道選手
15番・玉城選手

安藤選手は、新加入ながら今季14得点チーム躍進の原動力となる選手だ。得点王争いにも加わっておりそのスピードは驚異。山道選手、玉城選手はホンダロックの最終ラインを守る。このふたりと今治攻撃陣のマッチアップ、その前に今治の人とボールが連動した動きで崩せるのか? 今治攻撃時には要注意のふたりだ。


------✂------


編集後記

J3昇格を決め、今シーズンのミッションをクリアしたFC今治。しかし開幕前に掲げていた、勝ち点60、優勝してJ3へ。という目標は未達となった。

戦う目的が曖昧とも感じられる残り2試合。幸いにもホームでの連戦だけに、J3へ向けクラブ、サポーター一体となり良い形で来シーズンにつなぐチャンスだ。チームには試合終了の笛がなるまで、諦めず少しでも多くの勝ち点を積み重ねてほしいと願うばかりだ。

このメンバーで戦うのもあと2試合。サポーターは全力で応援するのでその期待に選手も熱いプレイで応えてほしい。(編集部)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?