記事一覧
ちょいSなアラサーキャリアウーマン 夜の出逢い(大人の短編小説)
私、由依30歳。
都内サービス業従事。
今夜は、先日とあるパーティーで知り合った、ひとつ歳下の会社経営者、正史から
「良いヒト(男性)を紹介しますよ」と飲み会に誘われ夜の街へ。
同僚で色気のある35歳の先輩、夏香にも声を掛け、一緒に参戦する。
正史は既婚者であり、背は男性にしては少し低め、童顔である。
事前に私の好きな食べ物を訊かれ、鶏料理と答えておいた。
今日は美味しい地鶏を食べさせ
パパ活女子大生の夜(大人の短編小説)
私、梨架は大学4回生。
彼氏である義人は1つ上。
この4月に、故郷である新潟にUターン就職で帰ってしまった。
彼が東京に居なくなって、放心する日々。
都会ってこんなにザワめかしくて、誰一人自分になんて興味が無いんだ。
あの楽しかった先月とは打って変わって、独りぼっちな日々。
義人と会えるのはせいぜい月2回か…
大学生である私と新入社員の彼では、遠距離恋愛は心許ない。お財布的に。
普通のバ
OL夜の恋愛事情(大人の短編小説)
私は9時ー5時で働いているOL。
今時7時間労働で良い正社員なんて珍しいと言われるが、そんな事は置いといて。
正弥とは付き合って半年。
同い年の27歳。
私の職場から電車で一駅先の企業に勤務している。
平日デートはノー残業デーの水曜。デート日には、彼の仕事が終わる18時を迎える迄の時間、有料化粧室でメイクを整えるのが日課だ。
ハーブティーを飲みながら丁寧にメイクを直し、髪に艶を出して、最後に