【書評】Good Luck
コミュニティの方の推し本3冊目ということで、Good Luckを読み終えた。以前から書店に並んでいるのを見て興味があったので、今回読む機会が得られて本当に良かった。最近読んだものは、ページ数的にもボリュームのある本が多かったので、短編小説のような感覚でストーリーを楽しみながら読むことができ、気づきも多く得られた。
「幸運」をテーマとした本書だが、私自身はいつからか「運」が良かった、悪かったという発想に至ったことがない。(「確立」とか「科学的」という見方でしか考えないため…)とはいえ、成功に近づくためには、良い人・良いものに巡り合えるかが重要で、その結果は日頃の行動次第で変わってくると思った。
人の力だけに頼らず、自らが努力し、自分の努力を信じられることは、今の私にとっては強みだと感じた。最近は甘い言葉をかけるような人には関わっていないが、モチベーションを下げてくるような言葉掛けをされても、惑わされてはいけないと思った。
一点、私が本書を読んで反省すべきだと思ったことが、自分には謙虚さに欠ける瞬間があることだ。慣れた関係の人ほど、丁寧な対応ができず、結果として損をしている場面があった。利害関係にとらわれず、「この人に何か還元したい」と思ってもらえるような関係性づくりを目指していきたい。結果として幸運が舞い込んでくるだろう。
私はテックキャンプを卒業し、現在はあるコミュニティに所属させて頂いている。これもテックキャンプという環境でのプログラミング学習に前向きに挑戦したことで、舞い込んだ幸運である。これからのアクションプランとして、丁寧な対応で良好な人間関係を築き、自分の努力を信じて挑戦し続けることを掲げたい。
本書は、普段本を読まない人でも、ストーリーが分かりやすくて読みやすく、気づきの多い1冊だと思った。ぜひ若い人におすすめしたいです!
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