【書評】秒で決めろ!秒で動け!

コミュニティの方が紹介されていてタイトルにも興味を持ったので読んでみた。私はラファエルさんのYoutubeを1回も見たことがないので、どんな人なのか全然知らなかった。けれど、ビジネスマンとして熱量が高い人だということを、本書を読んでとても感じた。また、ラファエルさんの仕事の流儀みたいなところが、私の生活の中でいくつも活かせそうだと思ったので、整理してまとめていきたい。

私は最近、趣味として、動画編集とYoutube投稿にチャレンジしている。動画編集は面白いけれど、かなり時間を取られることがわかった。日によっては編集していて夜中遅くなってしまうこともある。多くのYoutuberの時間感覚が乱れてしまうという点は少なからず理解できた。そのような傾向がある中で、一般のサラリーマン的な価値観で、就業時間を制限しているというのは、納得できる考え方だと思った。一般的な働き方をしているからこそ、得られる信用もあるということに気づいた。

また、営業マン時代の経験を通じて、ルックスを整えるために筋トレをするという考えも面白いと思った。私も日頃からトレーニングは欠かさないが、姿勢がまっすぐになって、自信が溢れてくる感覚はある。筋トレが自分の市場価値を高める可能性すらあると思えると、ますます頑張ろうと思えた。「未来への投資」という言葉もモチベーションになった。

人材育成という観点では、私は人を育てることは意識的に考えているが、任せることは苦手である。自分の持ち場だと思う仕事は、ある程度自分でやってしまった方が早いし、自分に責任が持てると考えてしまう。特に何かを任せて、不満を言われてしまうのではないかというのを恐れてしまうこともある。本書で書かれる「やりたくないことをやらせる」というのは、今までの自分だったら、「後輩に不満を言わせたくない」という気持ちが出て躊躇してしまっただろう。ただ振り返ると自分が成長した瞬間というのは、やりたくないことでも歯をくいしばってやりきった瞬間だったと思う。だから、本当の意味で成長を期待するのであれば、あまり巻き取ってしまうのは、良い事ではないのかもしれない。

本書を読んでの今後のアクションプラン、主に行動指針として、6つ挙げたいと思う。

① 動画編集は継続してできるレベルで取り組み、無理して夜中までやらない。

② 筋トレをこれからも継続する。トレーニング時間の確保を努力する。

③ 良い印象を持ってもらえる振る舞いを意識する。(挨拶、笑顔、姿勢、言葉遣い)

④ 後輩の見本になる。見られている意識を持って、憧れられる姿を目指す。

⑤ 人を育てて、任せられることを増やす。自分1人が頑張っても、チームを相手には勝てないことを胸に刻む。

⑥ 休憩は必要以上に取らない。1分でも早く帰れるように前倒しで仕事する。

以上、仕事や私生活へと活かしていきます!

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