【書評】エッセンシャル思考③

改めて全て読み直し、本書は私の人生のバイブルといえる、最高の本であると確信した。初めて読んでから2~3年が経過し、無駄なこと(本書で言う瑣末なこと)が増えていたり、思考の整理ができていないままタスクに向かっていたりと、非エッセンシャル思考の場面が多くなってしまっていることを実感した。

私が心に響いた本というのは、「これをこうするといい」といったハウツーではなく、心を動かすストーリーを感じるものであった。その点では、「7つの習慣」や「人を動かす」も同様に素晴らしい本だ。「エッセンシャル思考」という1つの焦点に絞られているという点では、隅々まで読んでも無駄を感じない1冊だと捉えている。「7つの習慣」で言うところの、「最優先事項を優先する」を突き詰めた1冊と言っても過言ではない。

私が所属するコミュニティでは、すべての人が「習慣の力」を信じて、日々成長しようとしている。本書では、エッセンシャル思考を実現するためには、自分にとって大切だと信じる習慣を継続し、毎日1センチで良いから、より良い未来に向かって前進していくこと。この積み重ねしかないと述べられている。習慣化は仕組み化でもある。前進するための仕組みを自ら作る、あるいはその実現ができる環境へ行くことで、少しずつエッセンシャル思考を身につけた人間に近づくことができるのだろう。

私を含め、コミュニティの方々と共に習慣の力を信じ、結果としてエッセンシャル思考を身につけられれば幸せなことだと思った。

最後に、これからのアクションプランを掲げる。仕事やこのnoteを書くといった作業の最初にメモ書きをして、思考をアウトプットする。そこから、思考を整理して行動に移す。「とりあえず作業に入らない」という点を自分の中のルールとし、エッセンシャル思考の人生を歩んでいきたい。

(全部で3回の記事になりましたが、読んでくださった方、ありがとうございました!!)

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