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【川崎市中原区100人カイギvol.11】イベントレポート!

川崎市中原区100人カイギです。

今回は「川崎市中原区100人カイギvol.11」のレポートをお届けします!

「100人カイギって何?」「川崎市中原区100人カイギのテーマは?」
という方はこちらをご覧ください!

先月のvol.10はこちらから


川崎市中原区100人カイギHP

川崎市中原区100人カイギInstagram




1.日時・会場

日時:8月28日(水)18:30〜20:30
場所:丸子多摩川いこいの家 
住所:住所:中原区丸子通1丁目639番地3
参加費1000円(18歳以満無料)

丸子多摩川いこいの家

丸子多摩川いこいの家は、東急東横線・東急目黒線新丸子駅から徒歩3分。より多くの方々に参加していただくために、今後もさまざまな地域で開催する予定です!

2.いよいよスタート!

本日の司会は、キュレーターの石丸宣邦さんです。
石丸さんは、1997年生まれの26歳。

応援団時代の石丸宣邦さん

明治大学では応援団として各体育大会の応援や企業依頼でのステージ発表など様々な経験をされてきました。

現在の石丸宣邦さん

座右の銘は「禄寿応穏」。衆議院議員の秘書として、中原区のみなさんの豊かな暮らしを守るために日々活動しています。

登壇者のみなさん

今回の登壇者はこちらの5名です!
どんなお話をお伺いできるのか楽しみですね^^

3.登壇者1人目  株式会社エピック&リリック代表取締役牧野美和さん

株式会社エピック&リリックの代表取締役の牧野美和さんは、「消しゴムハンコ」のクリエイターです。

牧野美和さん

幼少期からモノ作りが好きだった牧野さんは、大学で心理学を学び、仕事で参加したイベントのワークショップで消しゴムはんこと出会いました。

その僅か8ヶ月後には、自らがイベントに作品を出展される行動力には驚かされるばかりです^^

株式会社エピック&リリック

さらに、息子さんが大好きだったキャラクターのはんこを彫っているうちに販売したくなり、ライセンス契約をして販売を開始。
退職の翌々日には、会社設立しました。

その後、コロナ渦で、喘息と花粉症のバッジが大ヒット。1日に3000件の問い合わせが殺到するという驚くべき忙しさを経験されたそうです。

リスクを恐れず果敢に挑戦し続ける牧野さんの姿勢に、勇気をもらった方も多いのではないでしょうか^^

消しゴムはんこの作品

個人Facebook

株式会社エピック&リリックFacebook

株式会社エピック&リリック 代表取締役    牧野美和さん
1981年生まれ。専門学校や短大でキャリアカウンセラーとして働いた後、手帳メーカーに勤務。仕事で出向いたイベントで消しゴムはんこのワークショップに参加し、その面白さに衝撃を受ける。その1年半後に株式会社エピック&リリックを設立。オンライン消しゴムはんこ用品専門店を営んでいる。

川崎市中原区100人カイギHPより

5.登壇者2人目  観世流 シテ方 公益財団法人梅若会所属 重要無形文化財総合指定保持者 角当直隆さん

角当直隆さんは、親子三代で舞台に立つ 観世流の能楽師で、梅若会定式能や川崎市定期能など多くの公演に出演されています。

角当直隆さん

歌舞伎や能など日本の伝統文化や伝統芸能は世襲が多いですが、角当さんのお父様の行雄さんは、幼少期に「土蜘蛛」という演目に感銘を受け、13歳で東京・青山の山口先生に弟子入りし、能楽師としての道を歩み始めました。

二代目の角当さんご自身は、4歳で初舞台を踏み、9歳で初めて主役(シテ)を務めるなど、幼少期から能の世界で活躍してきましたが、中学時代に一時能を離れ、バンド活動に没頭する時期もあったそうです。

それでも、大好きだった能楽の道へ戻り、26歳で独立、以後30年間にわたり活動を続けてこられました。

46歳で重要無形文化財に指定された際には、700年続く能をどれだけ自分の中で消化できているのかを自問しながら精進していきたいと気持ちを新たにされたそうです。

一般的に能など伝統芸能は、「難しそう」「敷居が高い」といったイメージがありますが、川崎市民プラザやカルッツ川崎など市内各地でもレクチャー等行われておりますので、是非、足をお運びください^^

個人HP

観世流 シテ方 公益財団法人梅若会所属 重要無形文化財総合指定保持者

観世流 シテ方 公益財団法人梅若会所属   重要無形文化財総合指定保持者 角当直隆さん
父 角当行雄及び、梅若桜雪(四世梅若実)に師事 現在は、父、娘とともに親子三代で舞台に立つ 梅若会定式能や川崎市定期能など多くの公演に出演。その他、文化庁学校巡回公演や海外公演にも参加。幼稚園、小学校、お寺、川崎市国際交流センターや中原市民館等で、レクチャーを行い能の普及に努める。 ドラマ 天河伝説殺人事件、NHK 大河ドラマ「軍師官兵衛」、「おんな城主 直虎」、「麒麟が来る」、「青天を衝け」、東京メトロ CM「中野坂上駅編」、FM 能楽堂(NHK ラジオ)など多数メディアにも出演。

川崎市中原区100人カイギHPより

4.登壇者3人目   ひらま子ども食堂代表  山本芙佐子さん

山本芙佐子さんは、10年前から月に一度「ひらま子ども食堂」で、子ども達に無料で昼食を振る舞っています。

山本芙佐子さん

山本さんが、子ども食堂を始めたきっかけは、6~7人に1人の子供が十分にご飯を食べられていないという新聞記事。市役所に問い合わせても「子ども食堂」を知る人はおらず、友人や協力者と共に手探りでスタートしました。

初回は7人が集まり、その後、チラシ配布や学校からの紹介で少しずつ参加者が増えていきました。活動が広がる中で、町内会館を借り、多くの子どもたちを受け入れることができるようになりました。

子ども食堂の活動資金は、趣味の着物リメイク品を販売して得た収益や寄付を充てています。なんと、最初の寄付はキュレーターの高橋さんからだったそうです。

コロナ禍では、多くの子ども食堂が開催を中止するなかでも、子ども達の居場所を守るために継続してきた山本さん。これからも、子ども達を見守る温かい輪が広がると良いですね^^

ひらま子ども食堂

タウンニュース掲載記事

ひらま子ども食堂代表  山本芙佐子さん
上平間在住。趣味の着物リメイク品を販売して得た収益を寄付する活動を2001年から続けています。 また、平間で子ども食堂を開く活動はもうすぐ10年。月に一度、「ひらまこども食堂」で、子どもたちに無料で昼食を振る舞っています。

川崎市中原区100人カイギHPより

登壇者4人目  株式会社氣良來 代表取締役 /鍼灸師 /あんこ職人/ モトスミ・オズ通り商店街振興組合 サポーター   中村順(すなほ)さん

中村順さんは、鍼灸院「響氣」で副院長として、患者さんの健康をサポートしつつ、2021年にオープンした飲食店「和氣和氣」で活動されています。

中村順さん

中村さんは、小学校3年生の時、お母さんにマッサージをした経験がきっかけで鍼灸師になりたいと思ったそうです。

そんな中村さんの今回のテーマは「本気の定義に基づく経験と自信」。
本気の定義とは、本気とは、決断し、楽しみながら継続し、周囲に影響を与えることです。

中村さんご自身も、鍼灸師になりたいという夢に本気で取り組んできたからこそ、スタートに立てたのではないかと振り返りました。

また、鍼灸師として仕事を始めた頃は、経験がなく不安もあったそうですが、楽しく続けることで、自信が持てるようになり、自己肯定感が高まったそうです。

鍼灸院「響氣」での9年半の経験を通じて、企画運営や人とのつながりの大切さを学んだ中村さん。その経験が飲食店「和氣和氣」での日本酒選定や集客に生かされています。

「響氣」と「和氣和氣」に使われている「氣」は、四方八方から良い気を集めるという意味が込められています。これからも、良い「氣」を広げ、楽しく前向きに活動を続けていきたいと語りました^^

個人Facebook

Facebook(和菓子と日本酒と薬草茶屋のある駄菓子屋さん 和氣和氣)

株式会社氣良來 / 和式整体&整心 響氣


モトスミ・オズ通り商店街振興組合 

株式会社氣良來 代表取締役 /鍼灸師 /あんこ職人/ モトスミ・オズ通り商店街振興組合 サポーター   中村順(すなほ)さん
1994年生まれ、宮城県仙台市出身。小学校3年生の頃から、夢はマッサージ師。中学卒業前に、母が通っていた鍼灸院の先生と話す機会があり、鍼灸師になると決意。高校卒業後、専門学校に3年間通い、はり師きゅう師の国家資格を取得。専門学生時代に勤めていた整骨院を辞め、知り合いだった先生の鍼灸院を間借りし、個人事業主をスタート。 鍼灸院「響氣」で副院長として、患者さんの健康をサポートしつつ、2021年にオープンした飲食店「和氣和氣」で日本の良き食文化やお酒などを、楽しんでもらえるように日々活動中。

川崎市中原区100人カイギHPより


7.登壇者5人目 株式会社SALT代表取締役/新城サカバー共同オーナー/5000人の地域コミュニティ  「中原おうちごはん」  運営者            土倉康平さん

株式会社SALT代表取締役の土倉さんは、5,300人以上の地元の飲食店好きが集まるコミュニティ「中原おうちごはん」を運営しています。

土倉康平さん

さらに、かわさきFM「ぐるっ人川崎」のパーソナリティー、地域プラットフォームを担う飲食店「新城サカバー」共同オーナー、大阪焼肉ホルモンふたごの公式アンバサダー、伊豆にあるプライベートキャンプ場の運営などご紹介しきれないほどの活動をされています^^

土倉さんは、20年以上にわたって、上場企業のマーケティングの分野で活躍されてきました。

マーケティングとは「お客様が訪れ、購入し、ファンになり、繰り返し利用していただけるようなプロセスを仕組み化すること」。仕組み化が得意な土倉さんは、その重要性を常に感じてるそうです。

そんな土倉さんの今回のテーマは「なぜ地域プラットフォームをつくりたいと想ったのか」。その根底には「多くの人に地域の人とつながって楽しんで欲しい」という想いがあります。

ここで、コミュニティとプラットフォームのおさらいです!
プレゼンテーション資料より

しかし、自らコミュニティを運営してきた経験から、その素晴らしさや価値を理解しつつも、既存のコミュニティを拡大するためには時間がかかること、異なる価値観の人々を繋げる難しさなど課題もみえてきたそうです。

そこで、地域で新たなコミュニティが自然に生まれ、スケールする仕組みを作りたいと考えました。

目指しているのは、コミュニティが自発的に成長し、多様な人々が自由に集まるプラットフォームの構築。それを具現化したのが昨年12月に武蔵新城でオープンした「新城サカバー」です。

新城サカバーとは

オープンから8ヶ月が経過し、現在のママ・マスターの登録人数は74名。
構想の段階で、土倉さんが描いておられたように、新城サカバーを起点として次々と新たなコミュニティが生まれています。

また、オープン時には、想定していなかったママ・マスターのみなさんが集客や運営に関して自発的に学び行動する姿に、土倉さん自身も、新たな気づきや可能性を感じているそうです。

真剣な眼差しで話を聴く参加者の皆さん

地域や企業、教育機関や自治体など、コミュニティの運営やプラットフォームの構築に携わっている方にとっては、まさに、自分ごとであり、多くのヒントが得られたのではないでしょうか。

新城サカバーには、キュレーターの安西さんと本江さんがママとしてお店に立たれています!是非、遊びに来てくだいね^^

新城サカバーHP

新城サカバーInstagram

株式会社SALT

000人の地域コミュニティ「中原おうちごはん」

個人Instagram

個人Facebook

株式会社SALT代表取締役 土倉康平さん
土倉康平(つっちー) 大学時代は明治大学体育会ラグビー部に所属 前職はITベンチャーの株式会社ドリコムで執行役員マーケティング本部長として様々なプ ロダクトのマーケティングを統括 子会社の株式会社ドリコム沖縄を立ち上げ、代表取締役社長を兼務 2019年9月に個人、企業のブランディング、プロダクトのマーケティングをコンサルティング する株式会社SALTを創業 5,300人以上の地元の飲食店好きが集まるコミュニティ「中原おうちごはん」を運営 伊豆にプライベートキャンプ場を作り、大阪焼肉ホルモンふたごの公式アンバサダー、母校 でのゲスト講師、かわさきFM「ぐるっ人川崎」のパーソナリティーや地域プラットフォームを 担う飲食店「新城サカバー」をオープン

川崎市中原区100人カイギHPより

8.ネットワーキングの様子

川崎市中原区100人カイギでは、初めてお越しいただいた方も含めて、全員が仲良く話せるようにキュレーターもネットワーキングに参加しています!

今回は、名前や職業に加えて、本日期待していること、この夏の思い出を語り合いました^^


懇親会も盛り上がったようです^^
ご参加いただいたみなさまありがとうございます。
この出会いから新たなつながりが生まれることを願っています!

9.次回のお知らせ

次回は
日時:9月26日(木)18:30〜20:30
場所:中原市民館

次回も魅力的な5名の登壇者が揃いました!

毎回チケット完売によるキャンセル待ちが発生しております。
ご予約はお早めにお願いします!

川崎市中原区100人カイギキュレーター一同心よりお待ちしております^^

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