【Hardstyle Classics 100】#2 Classicsの中のClassics

このページではClassicsの中でも特に古い曲をご紹介します。
Early Hardstyleとも呼ばれたりします。曲はシンプルでテクノやトランスに近い曲が多いです。


26、Showtek - The Colour of the Harder Styles (Defqon Anthem 2006)
(2006 Q-Dance)

かなり古い曲ではありますが、Defqon.1のアンセムの中でも根強い人気があります。
Defqon.1らしい野蛮さはあまり感じられませんが、ブレイクは壮大感がありメロディはとても耳に残りやすいです。
2006年リリースにしては力強いキックでシンプルにまとまっています。


27、DJ Isaac - Go Insane
(2003 Dropout)

DJ Isaacによる一曲で、2003年リリースという脅威の古さです。最早テクノ。
リバースベースが特徴的ですが、ドロップごとにメロディを変えて異なる印象をつけています。
ブレイク前のどんどんキックが弱くなっていくところホント好きです。
結局こういうシンプルなのが1番カッコ良いんですよね。


28、The KGB's - Techno Gym (Hardstyle Guru Remix)
(2003 Dance Pollution)

Hardstyle GuruはTechnoboyを含めたDance Pollutionアーティスト達によるユニットらしいです。ちなみにThe KGB'sにもTechnoboyいます。なんなんだ...
聴いたことある人ならTNT - Teknogym 2k19と同じサンプリングボイスが使われてるのが分かると思います。
低ピッチのキックがサンプリングボイスと合っててとても気持ちいいです。


29、Blutonium Boy - Acid Over Sydney (Blutonium Boy vs. DJ Neo Mix)
(2006 Blutonium Records)

Blutonium BoyとDJ NeoはBlutonium Boysというユニットを組んでいたこともある、昔のHardstyleシーンを牽引してきたアーティストたちです。
ビルドアップのメロディからドロップへ移るところが最高にカッコ良いです。
ドロップではTranceの面影をなんとなく残しつつも、力強いベースが心地良いです。


30、Dark Oscillators - Stereophobia
(2006 blq Records)

Dark Oscillatorsは古に存在したHardstyleアーティスト達によるプロジェクトです。Technoboyとかもいます。
シンプルなキックに力強いメロディが見事にマッチしています。
なんと言ってもブレイクからのドロップにかけての盛り上がり方がとてもカッコ良いです。


31、TAQ 9 - Slavez
(2002 Scantraxx)

長寿レーベルScantraxxの記念すべき初リリースがこの曲です。
最早Hardstyleとは言えないほどEarlyな印象ですが、メロディはとても耳に残りやすく同じリズムが続いていても飽きないです。
メロディは少しだけポップな印象がしますが、曲調はどことなく暗い印象を持たせています。


32、DJ Duro - Cocaine MF
(2004 Scantraxx)

DJ Duroは古にScantraxxやDutch Master Worksから曲をリリースしていたアーティストです。
1st Dropからゴリゴリのリバースベースを展開しており、ビルドアップの盛り上げ方もとても良いです。
この曲以降Scantraxxから何作かcocaine〜といった曲が数曲リリースされますが、この曲に近いようなフレーズや音色が多いです。


33、The Pitcher - Pump It Loud !!
(2003 Superplastik)

The Pitcherは現役で活動しているレジェンドです。Classics界の隠れ神レーベルであるSuperplastikや親レーベルであるFusion Recordsを経て、現在はI AM HARDSTYLEに所属しています。
Pump It Loud!!と何度も繰り返しボイスが入り、ポップなメロディも印象に残ります。


34、Blademasterz - Masterblade
(2005 Scantraxx)

Blademasterz=現在のBrennan Heartに当たります。
1st DropはTrance要素が残っていますが、シンプルなブレイクやビルドアップを抜けると、力強いドロップが訪れます。
全体的に暗めの印象ですが、2005年とは思えないほど力強くシンプルな曲です。


35、The Prophet Vs Deepack - Stampuhh!!
(2006 Scantraxx)

最近引退を表明したThe Prophetと古参アーティストであるDeepackの合作です。
ラジオのような音やナレーションのようなボイスが入っていたりして、BPMは遅いもののかなりアゲアゲな曲調をしています。
ブレイクからのメロディもとても聴いてて気持ち良いです。ドロップもかなり力強いキックが鳴っています。キックの音色が変わるのとても良い。


36、D.Sonar & J.DJ - Y.R.M.L. (You Are My Life)
(2005 Scantraxx)

誰もが知るレジェンドDavide SonarとイタリアのDJであるJulian DJの合作です。
リバースベースで構成されている1st Dropを抜けてブレイクに入ると、どこか聴き覚えのあるフレーズが流れ始めます。
ビルドアップの盛り上がり方もとても良いです。2nd DropはまるでJumpstyleのようにノリノリにもなれます。
メロディがしっかりしてるのでここまで古いHardstyleの中でも聴きやすい曲だと思います。


37、Ado & Montorsi - Give Me All Your Money (Zatox Remix)
(2006 Green Force)

多分マイナーな曲ですが、どこか聴き馴染みのあるメロディが特徴的な一曲です。
Zatoxは現在でも活躍している大ベテランで、強めのベースが特徴です。
このRemixも例によって原曲よりもちょっとキックが強めです。
1st Dropはサンプリングボイス、2nd Dropはスクリーチ、3rd Dropでは神メロディといったとても展開を楽しめる曲でもあります。
個人的には3rd Dropが終わったあとのサンプリングボイス地帯が好きです。


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