ありのままを生きること〜ルチアのラスール物語〜
第8話 半年休憩するはずが・・・
長期講座を始めるにあたり、パートを始めて、仕事、学びと癒し、治療。
このバランスが取れるのか?
続けられるのか?
自分との勝負だった。
最初のうちは、コヒーランスを仕事への往復の電車の中、仕事の合間にすることで緊張をほぐしていた。
講座が進むうちに心が軽くなってパワーも出てきて仕事にも元気に通えるようになっていた。
同時進行で心療内科での減薬も進んでいった。
不安をよそに気力、体力共に回復。どころか以前より増していくようだった。
あらゆるワークを通して、自分自身でがんじがらめにしていた心を解放して身軽な気分。
その中で
「聖なる誓いの解除」
というワークで「完璧でなくてはならない」という誓いを解除した。
完璧にやろうとして結局最後までできなかったり、時間ばかりかかってしまったり・・・
そんな自分を責めて、自信をなくしていた。
「この完璧でなくてはならない」という誓いを解除したことで
今まで抱えていた息苦しさから解放されて、失敗を恐れず、些細なことに捉われなくなっていった。
これは、私にとって大きな変化だった。
「完璧でなければならない」という足枷がとれて自由になった感じがした。
あっという間の半年が過ぎて・・・
講座が終了。
次にさらにバージョンアップした講座が始まることは知っていたけど、この半年、とてもハードでクタクタになっていたことからゆっくりしようと仲間と話してたのだが。
それが・・・
講座が終わり、3日も経たないうちに猛烈な「くみくみロス」に襲われた。
水に濡れたアンパンマンの如く、すっかり力が抜けていた。
結局、気がつくと体験会に参加。
新たな長期講座を申し込んでいた。そして仲間も同様に。
こうして、2回目の長期講座を受講することになった。
受講して、
半年では癒しきれないほど、私は痛みを抱えていたことを思い知らされるのだった。
次回へ続く
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