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感じて生きる【感情を感じるメソッド】

感情を感じるメソッドの根幹は「身体の感覚を感じる」ことだ。

誰かに悲しいことを言われた時、ショックでウッとなっているのに、無意識にそのウッをスルーして笑ってごまかしたり、
不安でソワソワしているのに、なかった事にしようと無視して明るく振る舞ったりする。

そういう、自分が感じたくない感覚を一つ一つ拾って感じていく作業がこのメソッドのワークだ。

感じたくないのは、幼少期、もしくは産まれる時にも、同じような身体の感覚を感じたことがあったからだ。

そんな嫌な身体の感覚を二度と感じたくなくて、私たちは無理したり、頑張ったりすることで、感じないように必死に生きてきた。

しかし、このメソッドは、その感じたくない嫌な感覚を真正面から感じに行く。

今まで感じないようにしてきた嫌な感覚なのだから、当たり前のように感じるのは辛くキツイ。

小さい頃に嫌な思いをしたことを、封印してきたことを、思い出すだろう。

あの時の悲しさ、寂しさ、怒り、ショック、不安、様々な感情が湧き上がる。

二度と触れたくなかった感情に向き合い、受け止め、受け入れねばならない。

自分の中にそれがあった事を認識しなければならない。

とは言え、向き合うのは身体の感覚である事が、このメソッドの画期的で最高にイカしてる所である。

ウッとする感覚、ソワソワした感覚。

それ自体には何の意味もない。
ただ、身体がウッとしているだけ。
ただ、身体がソワソワしているだけ。

それを感じれば良いだけなのだ。

封印してきたのに、わざわざ開ける必要があるのかというと、別にない。

封印したままでも構わないが、ウッとしたり、ソワソワする現実が、これからも幾度となく繰り返されるだけだ。

それを二度と感じたくないのであれば、一度その身体の感覚に真っ向から向き合って感じてしまえばいい。

感じきれば、二度とウッとしたり、ソワソワしたりする現象は起きなくなるからだ。

感じなくても、感じても、どっちみち死ぬまで「生きる」という事は続いていく。

このまま、嫌な感覚が何度も繰り返し起こる現実を生き続けるのか、
一つ一つ嫌な感覚を感じ切って二度と同じ感覚が来ない人生に変えていくのか。

どっちでもいいよ。あなた次第。

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