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月と太陽の話


占星術を勉強し始めたら、最初に教わる

のが太陽と月。

この説明が「太陽は意識や目的、人生観、

父や夫」などで、「月は無意識の自分、

自然体の自分、感情、欲求、母や妻」

などという意味が私には全然理解できな

かった。ここを理解するのにとても時間

がかかった。

そんな私ですが、最近は太陽や月について

色々思うところがあり、ちょっと書いて

みようと思った次第です。

この太陽フレア云々の時期になぜ

「太陽と月の話」ではなく、

「月と太陽の話」にしたかというと

太陽より月の影響が個人的に強く感じ

るのと、「月の月相(地球から見て月が

太陽の光を反射して明るく見える部分の事)」

の話をしたかった。

当たり前だけど、太陽は自分で光る

(アクション)するけど、月は太陽の光を

反射して光る(リアクション)で地球に影響

を与える。

そして究極の受動的行動なのにも関わらず、

人へ多大な影響。

ほんと月って不思議な存在ですよね。

では月と太陽の位置関係から大まかな

月の名前をまず書き出してみる。

①太陽と月が0°=新月(朔)

②太陽と月が90°=上弦の月

③太陽と月が180°=満月(望)

④太陽と月が90°(270°)下弦の月

ざっとこんな感じ。

ではこの時、どんな影響が起こって

いるのか?

①新月(0°)  新たな力を生み出す

太陽の光が月にすっぽり隠れてる。
無自覚な衝動が強まったり、何かを
刷新する、もしくは刷新が起こる時期。

例えば新月が2ハウスで起こるなら、
収入源の刷新や無自覚に今まで保有
してた物を手放したくなったり。

②上弦の月(90°)  葛藤しながら乗り越える

満月に向かって月が満ちて行き、
不安定さが出たり、少しの刺激にも
反応しやすくなる。これにより動きが
取れないと、思いもよらない人や出来
事が集まってきやすい時期にも関わらず
チャンスを逃しやすい。

例えば月10ハウスで起こるなら、職場で
なかなか出会えない人とのご縁が繋がり
チャンスが巡ってきたり、これからの
生き方を見直したくなったり。

③満月(180°)  外へ向かって何かを表現

太陽と月が地球を挟み一列になる。
なので、影響を受けやすい。
上弦の月の時期に乗り越えたものが
実る時期でもあり、実ったものに感謝し、
その中で不要なものはリリースしたく
なる。

例えば月5ハウスで起こるなら、個人の
創作活動から集団のサークル活動に変化
したり、突然意識が社会に向き、活動家
的な行動をとったり。

④下弦の月(270°)  手放していく

満月で完成したものが少しずつかけて
ゆくので、増やすことにはあまり適さず、
手放す方が適している。俯瞰して今までを
振り返る時期。

例えば月2ハウスで起こるなら、子供
の教育資金が気になり見直ししたり、
働き方をフリーランスにしようかと
考えたり。

補足

①〜④の説明はとても大まかなので、
もっと細かく知りたい場合は、例えば
新月と上弦の月の間にも沢山できる
月相を見たり、月と太陽のハウスや
星座がご自分のネイタルとどの様に
アスペクト取るかなど見ると、詳しく
わかります。

まとめるよ

今回はとにかく占星術上だけでなく、
実際空で起きてる満ち欠けという動き
のある月の話が無性に書きたくなり、
「月相」というワードを持ち出して書き
始めた。
ホロスコープを眺めていると、つい
リアルの月の満ち欠けを忘れがち。
でも、今回書いたことでネイタルの
月と太陽のアスペクト90°なら上弦か
下弦の月生まれかぁ....とか,180°で満月
生まれだ!などそこからも読み解ける
など面白い発見があった。

そして地球に1番近い惑星(正式には衛星)
である月は、太陽のみでなく他の惑星の
情報も地球へ橋渡する役割をになっている
のではないだろうかと。
どのタイミングでどのくらい情報を送る
かの調整が月の満ち欠けと関連している
のかもしれませんね。
(ちなみに私は上弦の月生まれです)



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