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#50 ロコモティブシンドロームとは?

ロコモティブシンドローム
(ロコモ)という言葉は
聞いたことがありますでしょうか?

日本整形外科学会の
ロコモティブシンドローム予防啓発公式サイト
によりますと

ロコモティブシンドロームとは
英語で移動することを表す「ロコモーション(locomotion)」、
移動するための能力があることを表す「ロコモティブ(locomotive)」
からつくった言葉で、移動するための能力が不足したり、
衰えたりした状態を指します。
と謳っております。

またロコモティブシンドロームとは
運動器の障害のために
移動機能の低下をきたした状態
と言い表すことができます。

運動器とは骨・関節・筋肉・神経などで成り立つものをいいます。

ロコモが進行してしまうと
将来介護が必要になってしまう
リスクが高くなってしまいます。

実は要介護や要支援の認定を
受ける原因のトップは
転倒、骨折や関節の病気など
運動器の問題であることであるのですが、
あまり知られていないのが現状であります。

ロコモの要因は、運動器の病気、障害、
運動器の能力の衰え、
運動器の痛みなどがあり、
これらの要因が重なってしまうことで
ロコモとなり、進行してしまうと
社会参加・日常生活活動が制限されてしまい、
最終的には要介護状態に
なってしまう可能性があります。

進行させないためには、
身体のメンテナンスや
筋力・バランス能力の向上、
日々の運動・トレーニング・
エクササイズの継続などが
必要になってきます。

運動器の問題はロコモだけでなく、
日々の活動量が減ってしまうことにより
心身のバランスの乱れ、免疫力低下、
自律神経の問題、睡眠障害など
種々の悩みなどにも繋がってしまうことも
ございますので、運動器のチェックは
しかるべきところでしていただけると
良いのでないかと思います。

いつまでもご自身の足で歩けることが
どれだけ幸せなことか。

当たり前なことが当たり前にできることが
この上ない喜びなのではないかと思っております。