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#43 偏平足って疲れやすい?

季節の変わり目になりつつあり
お出掛けする機会も増えたり
ウォーキングやランニングなどで
体調管理を行う方が増える中で
たくさん歩いた後に足の疲れを
特に感じられる方は多いのでは
ないかと思います。

その理由として
偏平足が挙げられる
場合があります。

偏平足は土踏まずのところにあるアーチが
なんらかの原因で変化してしまい、
足の裏が平らになって
しまったものをいいます。

元来、足のアーチは、
クッションの役割も担っており、
偏平足によりクッション性が
失われてしまっていることにより
長時間歩くと疲れが溜まってしまう
状態になってしまっています。

土踏まずのアーチは、
後脛骨筋という筋肉が吊り上げており
この筋肉が加齢や慢性的な運動不足によって
筋力が低下してしまうと
偏平足になりやすくなってしまいます。

後脛骨筋は耳慣れない方も
いらっしゃるかもしれませんが
機能低下や機能不全になりやすい筋肉
でもありますので、
健康にご自身の足で歩いていくためには
とても大切な筋肉になります。

偏平足が長く続いてしまいますと、
足裏にあります3つのアーチの
バランスも崩れやすくなってしまい
外反母趾や若い女性で運動を盛んに
行ってる方ですと、疲労骨折などの
リスクも高まってしまいます。

また土台の足元がぐらつきますと
その上に乗っている骨格も
ぐらつきやすくなってしまい、
腰痛、股関節痛、膝痛などの
要因にもなりかねませんので、
偏平足の状態を長引かせるのは
とても注意が必要となります。