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人工光合成が世界を救う 米倉大司 ルカ環境研究所 代表理事

人工光合成が世界を救う 米倉大司 ルカ環境研究所 代表


人類が火星に移住する時、土星の衛星に生命の起源を探究する時、

月に建設した宇宙基地から、移住者の移動ロケットや、

土星周辺の探査ロケットを発射することになります。

地球から火星までの距離、土星までの距離を考えると、重力の大きい地球か

ら有人ロケットを発射するよりも、エネルギー消費量的にも、人体への負担

的にも、重力の小さい月からのロケット発射をする方を、推奨することにな

るだろうと聞きました。


月に宇宙開発基地を建設し、月から有人ロケットを打ち上げるためには、

月でエネルギーを確保する必要があります。ロケットの燃料となる、

エネルギーです。

また、人のエネルギーとしての食糧も必要です。

もちろん、酸素も必要です。


水素、酸素、炭水化物を、確保できる技術として、人工光合成はとても

有効だと感じ、探究したいと思いました。

無尽蔵とも言えるくらいの太陽エネルギーを活用できる人工光合成は、

地球のすべての生物を支え続けてきた、植物の光合成という活動を、

人工的に行う方法です。

火星にも、月にも、土星の衛星群にも、水分の存在と抽出の可能性が

あるという研究結果があると知りました。

是非とも、太陽光エネルギーと水による人工光合成で、酸素と、水素と、炭

水化物を製造し、火星への移住、土星の衛星への生命の起源の探査、宇宙探

査のための月面宇宙開発基地の建設と運営のため、活用するべきだと感じま

した。


人工光合成研究センターの天尾先生にご教授をお願いしました。

天尾先生には、植物光合成、人工光合成について、長時間ご教授

いただき、研究室の見学や、大学院生の皆さんのご紹介などもい

ただきました。



人工光合成 ロードマップ 


研究成果 見学


パネル 

研究室の中を見学させていただき、一つ一つの装置の解説をしていただきました。


パネル展示 


パネル 展示 

研究室内の設備や、実験装置など、見学及び解説していただきました。


人工光合成 装置 展示サンプル 

大学の研究所、研究室、研究用設備や装置など、実際に見学及び解説いただ

く、初めての体験で、たいへん、感動しました。


コロナ感染拡大の影響がなければ、人工光合成により、酸素と水素の発生の

実験に参加させて戴いたり、社会実装実験をされている現場への、動向など

をさせていただくこともお願いできたかもしれないと、とても残念でなりま

せんでした。


大阪関西万博で、人工光合成の発表がされることを楽しみにしております。

天尾豊先生、研究員・大学院の皆様、お忙しい中ありがとうございました。

私は、その後水素製造実験の実施を希望しましたが、独自で水素を扱う実験

を行うことは危険を伴うため、独自の実験は断念し、人工光合成の探求、水

素の製造方法、水素輸送、水素発電、水素活用の探求のために、色々な施設

に伺い、学びを深める活動をしました。


                     







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