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企画を立てて原稿を書く。京都ライター塾「アドバンスコース」レポ記事 vol.3

第3回目の講座は、課題で提出した企画書へのフィードバックがメイン。

受講生のみなさんが考案した企画書を、講師の江角さんが丁寧に添削してくれました。どの企画もそれぞれ個性がでていて、その方ならではの内容。自分以外の視点からの発想に、「なるほど。なるほど」の連続でした。

最初の段階では、どんな記事になるのか少しわかりにくい企画であっても、江角さんがヒアリングをして、こうした方がいいのでは、と提案してくださると、ぼんやりとしていたものが気持ちいいほど明確になって、最後は磨かれた企画書に生まれ変わる。

企画を立てるときの、大事な視点


私は企画書のテーマを、「大人の習い事」にしました。提案する媒体は、45歳前後のミドルエイジを対象としているWEBサイトを想定。自分磨きに興味がある、大人の女性向けに、「今流行りの習い事を連載で紹介する体験記」をイメージして企画しました。

まず、江角さんから指摘を受けたのが「習い事」というワードでした。このWEBサイトの読者をイメージすると、「習い事」よりも「リスキリング」の方が興味を示してもらえそう、とのご意見。

リスキリング(Reskilling)と調べると、「学び直し」とでてきます。環境の変化にあわせて新たな分野のスキルを獲得する、という意味が含まれているようです。

たしかに、「大人の習い事で、いくつになっても自分磨きを!」よりも「50歳からのリスキリングで、新しい自分をみつける」みたいな見出しの方がこの媒体に合ってそうだし、何より今っぽい。

「流行りのワードを使うことも大事」ということを学びました。

私の企画で、ひとつ引っかかっていたのは、これが「私にしか書けないテーマなのか?」ということでした。

・読者が読みたいもの、知りたいこと
・まだ媒体で書かれていないこと
・自分だからこそ書けるテーマ・書きたいこと

この3つが重なる部分で企画できれば、いい企画書といえる。と講座で教えてもらいました。上2つは、過去記事を読むなどして媒体をよーく研究する。

悩んだのは、一番下の「自分だからこそ」の部分。というのも、ただ習い事(リスキリング)を紹介するだけなら、私じゃなくてもいい。いくら書きたいテーマだとしても、そこにオリジナリティを加えなければ、私が書く意味がないですよね。

じゃあ、たとえば「働く女性が週末に自宅でできるリスキリング」の体験記なら、実際に私が働きながらやってみて、「すごく楽しくてすっかりはまってしまった!」とか、「頑張って資格を取得したら、現職以外の生きる道が開けてしまった!(希望)」とか、リアルな気持ちが伝えられるのかな、と思いました。

今回の講座で、特に大事だな、と感じたことは、

  • どんな記事になるのか想像できる企画書であること

  • 読者へのメリットが感じられること

  • 自分だからこそ書けるテーマであること


最後に、どこに企画提案するか?について。


「自分が書きたい媒体を見つけ、企画書を送る」ほかにも、「note・ブログ・Xなど、自分のメディアで記事を書く」と良いとのこと。自分のメディアに書いておけば、「こんな感じで書けます」というのが一目でわかるし、サンプル原稿にもなるので、それを見た編集部から仕事の依頼がくることもあるそうです。

次回は、江角さんへのインタビュー記事の企画書作り。何を聞こうか、本講座がスタートしてから密かに考えてはいたけど、いまだ決まらず...

きっと、純粋に私が江角さんに聞いてみたいこと、に落ち着くと思います。

お楽しみに♡



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