巡るバトンと人生(ドラマ「舞いあがれ!」感想)

朝ドラもいよいよ来週で最終週です。
最終回の予告から、もう泣けてきます…。

舞ちゃんは、刈谷先輩の登場で、「空飛ぶ車」の開発事業に会社として参入します。
空への夢が再び目の前に現れます。胸熱です。
なにわバードマンのメンバーも再登場し、今までの舞ちゃんの人生で積み重ねてきたものが、パワーアップして戻ってきましたね。
懸命にやってきたことは、必ず自分が歩む人生のどこかでつながるのかもしれないな、と希望を感じさせられました。

余談ですが、ふとみたネットニュースの記事に、又吉さん(八木のおっちゃん!)が大学生に向けて行ったスピーチがとてもいいなと思ったので紹介します。


そう、「バッドエンドはない」のです。
現代に生きている我々は、そう信じて日々を過ごすべきだと思いました。

貴司くんは、歌が読めず、短歌をやめてしまおうかと葛藤しています。今まで自分を助けてくれた短歌が、苦悩の元になってしまっている状態です。きっと今の貴司くんは、人生の指針、自分がこの先どう生きていくかに対して、暗雲に閉じ込められているような気持ちかもしれません。

そこで貴司くんは、舞ちゃんに進められて、パリへ八木のおっちゃんに会いに行きます。
ここが最終週でどう描かれるかが、とても楽しみなのですが、きっと何かが変わると思います。
実は全然意図していない中で、人々は壁にぶつかった時、パズルのピースをはめるように、その時に必要な誰かに出会い、前に進む力を得ているような気がします。
ここで舞ちゃんも、自分ではなく、八木のおっちゃんにしかかけられない言葉があると伝えるところが、とても素敵な夫婦だなと思います。

最終週、みんなの想いを乗せて、高く高く舞いあがって欲しいです!



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