LALALANDと私

質問箱で映画好きになったきっかけの話、もう少し詳しく書きたくなりました。

ここから好きになったというよりは、映画が好きだということを再確認したような感じ。


私がLALALANDと出会ったのは公開して少し経った頃。

ずっと映画は好きでした。でも自信がなかった。好きといえるだけの自信がなかった。

特にあの時は何に対してもそう、ほんとうに自信がなかった。

映画を観てても、美味しい物を食べても、何をしてても感情が死んでた。

だから公開してすぐにラジオやテレビで映るLALALANDが鬱陶しいとさえ思っていました。


そんな中、たまたま観に行こうと誘われて映画館へ。

開始直後のハイウェイのシーン。

画面に 

LALALAND

と映った瞬間にもうただただ涙が止まらなくて。

何かに感動して泣いたのはいつぶりなんだろう。

ああ、思い出した。感情が動かされるこの感じ。私映画好きだったんだ。

今まで起きた色々なことを全て肯定してくれたような気がしました。

これから色々なことが起こる、でも時間は流れる。

ということも改めて気付けたな。

いい映画だからLALALANDに影響を受けた映画好きな方は多いと思います。

みんなが好きっていってる映画を好きと言うのに抵抗のある天邪鬼なので、なんとなくみんなと一緒なのがなって思ってたけど、でもいい機会だから文字にしてみました。


新しくて古い。古いのに新しい映画。

まだまだ夢を見ていいと肯定してくれた映画。

全てを受け止めてくれたような、そんな映画。

感情を取り戻してくれた映画。

だから、映画が好きって言っても良いなって。

そこから、

映画観ます。

じゃなくて

映画好きです。

って言えるようになったな。

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