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今、50代以上のSNSトラブルが増えてます

幅広い世代に浸透しているSNS。
今、50代以上のSNSユーザーのトラブルが増えているようです。
若者世代はインターネットやSNSを正しく理解して適切に活用していますが、自身の親世代のSNSの使い方に対して心配しているという声が多く見受けられるとのこと。

「実家の犬の写真をSNSにあげているけれど、周りの景色などお構いなしに出しているので変な人に特定されないかと心配」
「旅行先の写真を自撮りしてオンタイムでUPしているけれど、家を空けているのがバレバレなのでこわい」

インターネットには便利な情報がある反面、嘘の情報や危険も多くあります。一度発信してしまった情報は永遠に残ってしまいます。「目の前の3人に言ったつもりが、3万人に見られてしまう」のもネット世界です。

このようなトラブルを回避しながら正しく利用する力「ネットリテラシー」を身に付けるのもSNSを楽しく活用するために必要な事です。

ネットリテラシーとは?

リテラシー<literacy>とはもともと「読み書きの能力」を表す英単語です。そこから「使いこなす能力」へと意味が広がりました。
インターネットを使いこなす能力を「ネットリテラシー」というわけです。

ですが、使いこなすというのは技術的な意味だけではありません。
トラブルを回避しながら正しく利用する能力が「ネットリテラシー」なのです。
今回から「ネットリテラシー」を活用するために身につけておきたい知識を説明していきたいと思います。

個人情報の収集は1枚の写真からでも可能?

SNSに個人情報(住所や電話番号、本名など)を載せないというのは誰もが知っていることと思います。でも、それだけで十分なのでしょうか?

個人情報を堂々とSNSに載せていなくても、たった1枚の写真からから住所・名前・生活リズムを特定できてしまうこともあります。

デジカメの画像データにはいつ・どのようなカメラで撮影したのかが分かるようなデータが記録されています。GPS搭載のカメラだと、写真の撮影地点が記録されている場合もあるのです。
これを知らないまま、自宅から「今日は夕日がとてもきれいです」などという写真をアップロードしてしまったら、悪意のある人からは住所が丸見えになります。写真だけでなく、最寄駅や行きつけの店も生活エリアの特定につながりますし、特徴的な方言・用語から地域が特定されてしまうことも。用心するに越したことはありません。
InstagramやTwitterなどのソーシャルメディアは、アップロードされる写真からEXIFデータを自動で削除しますが、自身でもパソコン上でデータを削除することができるので、データをアップロードする前に行って置くことをお勧めします。

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