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【LtG Story vol.7】経営者を孤独にさせない!スマートで親しみやすいサポートを(三島商工会議所 まちづくり課・大嶋孝博さん)

こんにちは! LtG Startup Studio広報です。LtG Startup Studioに関わるファウンダーやメンターの方のバックグラウンド、スタートアップに対する想いを、インタビュー形式でお届けしている 『LtG Story』。今回登場するのは、LtG Startup Studioと五社協定を結んでいるうちの1つ、三島商工会議所 まちづくり課の大嶋孝博さんです。大嶋さんのバックグラウンドや、LtG での役割、想いなどを聞きました。

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大嶋 孝博 / 三島商工会議所 まちづくり課主幹
経営・補助金活用・IT活用相談等を担当。趣味はギター演奏とパソコンいじり。

困り事!の前に気軽に相談できる距離感で


――まず大嶋さんのバックグラウンドを教えてください。商工会議所で働き始めたのは、なにかキッカケがあったんでしょうか? 



三島商工会議所で働き始めたのは、28歳の時で中途入社となります。
その前は新卒で「洋服の青山」に入社し6年ほど販売の仕事をしていました。三島商工会議所のことを知ったのは、私の実家の商売を兄が継ぎ、
商工会青年部という団体に属していたことがキッカケです。販売の仕事も楽しかったのですが事業者さんをサポートできる仕事も面白そうだなと思っていました。
 
――いま三島商工会議所では具体的にはどんなお仕事をしていますか?




商工会議所は、職種や規模、法人・個人を問わず、すべての商工業者が加入できる総合経済団体です。商売している方との関わりは大きく、経営に関する相談や資金調達、共済制度や福利厚生、人材採用や育成(研修)など、あらゆる面から事業者をサポートさせて頂いています。また、一般の市民の方には簿記検定、珠算検定の会場や貸し会議室、貸し駐車場を利用して頂いています。
 
――役割としては、事業者と一緒に会社を育てていくみたいな感じがしますね。
 
そうなれたら嬉しいですね。こちらが仕事として当然やらなければならないことに対して、感謝を頂くことがあるのですが、とっても嬉しいですし、その分、事業者の皆さんたちの為に頑張らなければと思います。事業所の方には困りごとがあってから相談にくるというよりは、その一歩手前から相談して頂けるような距離感でいたいと考えています。
 
また、三島商工会議所は「人と人をつなぐ場所」でもあれたらと思っています。例えば「この事業者が販売先を探しているのだけど、ちょっとお話だけきいてもらえませんか?」とまた別の事業者にご相談させて頂くこともありますね。
 

経営者を孤独にさせない!忙しい起業家をサポート 


――「人と人とをつなぐ場所」、事業者の皆さんにとっては心強いのではないでしょうか。三島商工会議所にもLtGでの繋がりづくりや、様々なサポートをご協力頂いていますがLtGの印象はいかがでしょうか?

 LtGが三島にできると聞いたときは、加和太建設さんが関わっているということもあり、また面白いことが始まりそうだ!とワクワクしました。また、LtG にいるファウンダーの皆さんは、起業してからのモチベーションをずっと維持しやすいんじゃないのかなと思っています。一人で起業すると相談先や繋がりを見つけるということに、まず苦労すると思うんです。商工会議所としては、「経営者を孤独にさせない」ことを大切にしています。ファウンダーの皆さんには、世間話でもいいから悩み相談にきてもらえればいいなと思っています。人生相談からその人の背景が見えて、事業の解決口も見つかったりすることも多いんですよ。

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――なるほど。三島商工会議所は地域に根ざし、様々な商売を知っているからこそ幅広いアドバイスをいただけそうですね。 

そう思って頂けたら嬉しいですね。その商売のことって、ご本人が一番知っていると思うのですが、僕たちも様々な事業者さんのやりかたを見ているからこその意見もお伝えできますし、「昔からの事業さん」と「LtGで新しくできた事業さん」を繋げて、そこからビジネスの輪を広げていけたら嬉しいなと思います。また、経営相談や資金調達、人材に関すること以外にも補助金のことも周知させていきたいですね。補助金は受け取ってからしっかり事業として形にしていくことが大事ですので、そこまでお手伝いさせて頂きたいです。皆さんお仕事しながらで時間も限られていると思いますので申請書の難しい要項の部分をうまく噛み砕いて、なるべく事業者さんの負担にならないようにしていきたいと思っています。  

――それは非常にありがたいですね!最後に三島の魅力も教えて頂けますか? 

街中にせせらぎがあること。人と人とが繋がりやすい環境がありますよね。他の地域に比べて任意の団体や趣味のサークル、まちづくりを盛り上げる団体が結構あって、皆さん掛け持ちで入っている印象があります。ですので、横の繋がりができるのが早いですよね。

 ――皆さん、すぐに仲間になっていますよね。 

はい!事業もまずは「三島で始めてみる」「LtGで起業してみる」というのはやりやすいのかもしれません。移住者もふえていますし、移住者だけのコミュニティにならず、地域の人の受け入れ態勢もできている。そんなところも素敵だなと思っています。色んな連鎖を起こしながらLtGのLocal to Grobalも実現していくと楽しいなと思っているので全力でサポートさせてください。


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