【014】LステップPlus+の新サービス「Lメール」5つの機能とは【完全解説】
令和6年7月24日(水)にLステップの開発会社である株式会社Maneql(マネクル)さんから「LステップPlus+(プラス)」というサービスを展開されると発表がありました。
概要については当日に速報として記事を上げているのでご確認ください。
その中で3つの新サービスについての説明があったのですが、本記事では「Lメール」について解説していきます。
Lメールって何?であったり、Lメールの5つの機能などかなり詳細に解説しているので、本記事を見れば「Lメール」について深く理解することが出来ます。
ぜひ、最後までご覧ください。
Lメールとは
では、まずはじめに「Lメールとは」について一言でお伝えします。
LINEの強みとメールの強みを組み合わせることでお互いの弱みを中和し強みを強化できるサービス
もう少し具体的にいうと、Lステップに蓄積している行動履歴やスコアリング、セグメントやタグ情報、アクションなどを活用してLINEと連動配信できるツールです。
これだけでもLメールの凄さは伝わるかもしれないですが、流石にそういうわけにはいかないので、詳細についてはここから説明していきます。
ただ、少しだけ前置きの説明をさせてください。
Lメールを使うことで〇〇に終止符
まず前提として、これまでのマーケティングにおいて「LINEが良いのか?メールが良いのか?」こんなことがよく議論されています。
メールって届かないのでやっぱりLINEだ
LINEは届くけどナーチャリングには不向きだ
メールでもまだまだ商品売れるよね
LINEは売上はあがるけど配信コストが高いよね
LINEはプラットフォームに依存しているので危険だ
ただこれは感情的なものなので、具体的にLINEとメールそれぞれの強みと弱みを確認しましょう。
LINEの強みと弱み
ということでまずはLINEの強みと弱みについて整理しました。
LINEの強み
高い開封率とクリック率
開封時間までの速度
リアルタイムのコミュニケーション
インタラクティブ(双方向)
登録率の高さ
柔軟なセグメント配信
スマホ主体
LINEの弱み
長文や複雑な情報を読ませるのに向いていない
配信コストが高い
大企業などの法人のコミュニケーションに弱い
プラットフォームに依存している
メールの強みを弱み
つづいてはメールの強みと弱みについて整理しました。
メールの強み
長文や詳細なコンテンツを送るナーチャリングに適している
大量のメールを低コストで配信できる
国内外問わずほぼすべてのインターネットユーザーにリーチできる
メールはプラットフォームに依存しておらず受信箱に残り、永続性がある
PC主体
メールの弱み
スパムフィルタによって受信箱に届かないリスクがある
開封率が低い
開封までの時間が遅い
双方向のコミュニケーションに弱い
単純に両方やるだけでは意味無し
それぞれの強みと弱みは理解出来ましたが、これまでのマーケティングにおいてやってしまいがちなことがあります。
LINEのバックアップのためにメールアドレス取得
LステップでLINE送信し、長文だけメール配信
このように、LINEとメールを分断した使い方をしてしまうと、データの整合性が取れないので、効果的なマーケティングは出来ません。
LINEとメールのシームレス連携
ただ、現実問題としてこれまではLINEとメールの情報を連携されるのは非常に難しいです。
ですが、この問題をクリアすることが出来ればLINEとメールの融合は有効性が出て来るお思いませんか?
もちろん、本記事の流れとして分かるかと思いますが、それを実現したのが「Lメール」です。
ちなみに先にお伝えしておくと、Lメールはメルマガ配信機能ではありません。
冒頭でも説明した通り、Lメールは「Lステップに蓄積している行動履歴やスコアリング、セグメントやタグ情報、アクションなどを活用してLINEと連動配信できるツール」です。
Lメールの機能5選
ということで、ここからは具体的なLメールの5つの機能について説明します。
Lステップで取得した友達情報をメールに挿入できる
LINEとメールを連動させたシナリオ配信ができる
Lステップで取得したタグ情報を使って細かなセグメント配信ができる
LINEのアクションをトリガーにメール配信ができる
メールでのアクションをLステップで取得できる
ただ、まず前提としてLメールは、回答フォームの「メール登録」でアドレスを取得する際に回答者が「メールによる連絡を受け取る」にチェックを入れた場合のみ使えます。
1.Lステップで取得した友だち情報をメールに挿入できる
1つ目の機能は「Lステップで取得した友達情報をメールに挿入できる」です。
これまでメールを送る際には個別で名前を設定したり、細かな情報も手入力で行ってるはずです。
ただ、LメールではLステップで取得した名前はもちろん、友だち情報の内容であれば、そのまま挿入できます。
単純にLステップで送っていた内容をメールでも転換できるのは圧倒的な工数削減になります。
私がいる不動産業界はまだまだメールアドレスでの配信なども行っているので、かなりありがたい機能です。
2.LINEとメールを連動させたシナリオ配信ができる
2つ目の機能は「LINEとメールを連動させたシナリオ配信ができる」です。
これまでのシナリオ配信はもちろんLステップ(LINE)でしか配信しか出来ませんでした。
ですがLメールでは1通目をLINE、2通目はメール、3通目はLINEなど同じシナリオで組み合わせが出来ます。
設定してしまえば、手間なく両方から配信できるのは本当にありがたいですね。
3.Lステップで取得したタグ情報を使って細かなセグメント配信ができる
3つ目の機能は「Lステップで取得したタグ情報を使って細かなセグメント配信ができる」です。
Lステップでは様々なタグ付をしていますが、メールとなると手作業でしか配信出来ませんでした。
ただ、この機能を使えば「〇〇タグがついている人だけメール配信」などがシームレスに送れます。
不動産業界であれば「〇〇エリア希望」の方にだけ該当する物件情報をおくるなどです。
すごくありがたい機能ですね。
4.LINEのアクションをトリガーにメール配信ができる
4つ目の機能は「LINEのアクションをトリガーにメール配信ができる」です。
例えば1通目の〇〇をクリックした方にのみメールで特別なプレゼントのPDFを送ったり特別なオファーを出したりなどです。
アイディアだけでも色々な展開が出来ると感じる魅力的な機能です。
5.メールでのアクションをLステップで取得できる
5つ目の機能は「メールでのアクションをLステップで取得できる」です。
これはすごく画期的です。
メールで起きたアクションをLステップの管理画面で見れるのは、マーケティング的にすごいです。
話を聞く限り、現段階ではまだ取得できる情報が限定的かな?と思いましたが、どんどん進化していくと感じますので、すごく重宝する機能になりそうです。
まとめ
ということで、今回はLメールの概要や5つの機能について説明をしました。
これまで別軸でしか動けなかったLINEとメールをLステップの管理画面で動かせるのは本当に画期的です。
特に私がいる不動産業界ではまだまだメールアドレスが活用されているので、今後のLステップ提案にかなり使えます。
またLメールを活用することで、色々なアプローチが出来そうなのでアイディアが溢れています。
まだ現段階(2024/07/27時点)でリリース時期は決まっていないみたいですが、2024年にはスタートするみたいなので、とてもワクワクしてます。
これからの時代、最新の情報を収集して活用できる会社が生き残っていくので、しっかりと情報収集及び情報発信を行っていきます。
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