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スピリチュアリティとは:その2

スピリチュアリティの歴史 :
ヒーリングとの関わりと過去から現在までの変遷
スピリットとは人間や動物に宿る生命力であり、語源はラテン語の”spiritus” (スピリトゥス、呼吸、活力、勇気)から来るもので、その形容詞が「スピリチュアル」ということになります。名詞にすると「スピリチュアリティ」で、一般的には「霊性」や「精神性」と訳されます。

定義は様々で、宗教的、文化的にも違う概念でとらえられています。神とのつながりから見いだすもの、自分の中から禅や瞑想,内省によって見いだすものなどその道も多岐に渡ります。現在、一般的にとらえられている「スピリチュアリティ」の意味合いは、その人の精神世界との関わり方を示し、「スピリチュアル」であることは精神世界や輪廻転生、高次の存在を信じるタイプの人々を指します。ちなみに「スピリット(霊性)」と「魂(ソウル)」とは完全に一致するものではありません。

魂は特に東洋思想では輪廻転生するその生物に宿った人格を持つ永遠の存在を指します。古代エジプトでもスピリットはカー、ソウルはバーと分けて考えています。「カー」(スピリット)は生命力を象徴します。人間が生まれる時にカーは吹き込まれ、死ぬ時に身体から離れます。一方「バー」(ソウル)は魂や個性を表し、身体が死んでも生き続けます。バーは人間の頭部と鳥の身体を持つ存在として墓から飛び立ちます。そして来世でカーと合流して再び人間として機能します

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