【バイク教習日記３】派手にコケて教習車を破壊する！

50歳153㎝の女子が無謀にも大型バイクの免許にチャレンジする記録です。

【10月13日教習５時間目】

教習項目４～６　
　　ブレーキ操作　発進停止　変則操作

最初から大型車に乗車する　重い
外周を超低速でよろよろ　やっぱり怖い

車のように箱に守られてないからバイクは怖い！と思っていたけれど、実際運転してみると「たった10キロ」しか出てなくても怖い
スピードも怖いけどコケて痛い思いをするのも怖い

夫のバイクの後ろで風を切って「気持ちいい～」と思っていたのが嘘のような怖さに驚く

何故？？思ったように身体が動かない

右足右手でいい感じにブレーキをかけつつ
左手でクラッチを握り　
いい感じのところで左足をつく

文字にすると簡単そうなのに
手足が違う動きをすると？？？となる
これは慣れるしかないのだろう
まさに「習うより慣れよ！」なのだろう

先導する先生に「もっと近くを走って」と言われ
スピードを出そうとアクセルを使うと

予想外のスピードが出てびっくりしてフロントブレーキを握りしめ
アワアワしてクラッチから手を放す
よろけて車体を支え切れず　コケる

クラッチから手を放すべからず！
理屈ではわかるんだけど
失速して車体が傾くと　怖い！

頭では理解していても身体が反応してしまう
「怖さ」と「びっくり」で冷静な操作ができない

怖いからビビッてアワアワして
クラッチから手を放してしまう

一番やっちゃダメなことをあえてするという
ホント困ったもんだ

まさかの教習車破壊！！

発進停止が少しマシになったので
外周だけでなく車用のクランクやＳ字で
ゆるーいカーブ走行を体験

S字カーブを走っていた時に
なぜか急にスピードが出て
吸い込まれるように縁石のほうに
縁石に乗り上げバイクは転倒
コロンと芝生の地面に転がる

私の重量的にコロンは可愛すぎるけど
縁石に乗り上げてからはスローモーション
のように感じていて落ちたというよりは
コロンと転がる感じ

びっくりしつつもすぐ立ち上がり
バイクを起こそうとする
先導していた先生が気付いて駆け寄ってくる

「大丈夫ですか？」
「はい。大丈夫です（たぶん…）」

先生と一緒にバイクを引き起こして
改めて見てみると

左前のウインカーがポッキリ
左のミラーがぐにゃり
バイクの下のほうから油がポタポタ
倒れたバイクが刺さって
芝生が掘り返されて地面が荒れている

なんてこと！
教習車と教習所の施設を破壊してしまった！！

「すみません…バイクと芝生が」
「気にしなくていいいですよ
　　それより体は大丈夫ですか？」

ショックと申し訳なさでいっぱいで
オロオロしていると

「教習所は練習する所なんだから
　コケて怖い体験をするのも練習
　免許を取って公道に出たら命にかかわる
　だから今しっかり練習しましょう！！」

果たして切り替えられるのだろうか…

先生のなぐさめと励ましの言葉になんとか
気を取り直して教習再開

再開したもののかなり動揺していて
集中力を持続できず、ＨＰも底をつき
その後は何をやってもダメダメ状態で
自分でも情けなかった（泣）

何が原因で縁石に突進したのか？
どんなことを気を付けたらいいか聞いてみた

アクセルのコントロールができてない
意図しないところでスピードがでる
カーブの途中で加速し
曲がり切れない！縁石が近づいてくる
怖い！このままじゃ縁石にぶつかる
怖さで縁石を見てしまう
バイクは視線の方向に進む
縁石に突進する

ハンドルの握り方（上半身の力を抜く）
アクセルの回し方（力加減）
目線（進行方向をみる）
慌てない（クラッチから手を放さない）
怖さを克服する

茫然自失のあとに

ショックで呆然としつつ家に帰る
家に帰ってからもボーっと過ごす

しばらくすると全身が痛くなってくる
お風呂に入って確認すると
左足の足首、ふくらはぎ、太ももに青あざ
左手首も痛い
左側全体が痛いし動かしづらい気がする

翌日の教習の予約をキャンセルし
凹みまくりの一日を終えました（泣）