Kubernetes認定資格のご紹介

はじめに

Kubernetesに興味を持ち勉強しよう。勉強するからには目標を決めよう。では資格でも…と考えたあなたにおおくりするKubernetesの資格noteです。これを書いている当の私はまだ取得しておりませんが、勉強中に得た知識をアウトプットしておこうと思います。
※2020年5月23日現在の情報です。

Kubernetesに資格ってあるの?

あります。Certified Kubernetes Administrator(CKA)とCertified Kubernetes Application Developer(CKAD)の2種類です。両者の違いは名前が表す通り。CKAがシステム運用者向け、CKADがシステム開発者向けの資格です。Kubernetes自体がインフラ運用の効率化をはかる技術ですので、運用者向けの資格CKAが本丸と言えます。「自分は開発者だから困らない程度にKubernetesを知っておきたい」という方にはCKADが、「運用業務がメインなので腰を据えてKubernetesを理解しておきたい」という方にはCKAがそれぞれおすすめです。CKADを取得したあとにCKAを取得する、というマイルストーンを組んだ学習もありだと思います。

取得のメリット

資格を取得するメリットをあげるならば「社内プレゼンス向上/転職の際のカード獲得」に尽きるかと。Kubernetesは学習コストが高いためまともに扱える人材が少ないです。ただし高い学習コストに見合うだけの利便性はあります。利便性ゆえに今後のITインフラ業界のデファクトになることが予想されています。今のうちに資格を取得しておくことでもうすぐ来る(というかすでに来ている)波に乗り先行者利益を獲得できます。あなたがITベンダーに勤めているのであれば先鋭的な面白い案件やシンボリックな案件に駆り出される決め手になるかもしれないし、転職を考えているのであればそれが切り札になるかもしれません。

転職に関してひとつ情報を。Kubernetesの市場浸透を図るためKCSP制度なるものがあります。KCSPとはKubernetes Certified Service Providerの略で、CNCFが認定した企業に対して与える称号のことです。これを有していると「Kubernetesを扱える企業」として認識されます。KCSPの称号を持つ企業が2020年5月23日現在で146社あります。NTTデータ、富士通、NECといった日本の大企業も含まれています。つまり、いつかは転職しようと思っていたあんな企業やこんな企業がKCSPだった場合、Kuberenetesの資格は有利に働くでしょう。
KCSPパートナーリスト一覧:https://www.cncf.io/certification/kcsp/

受験料

CKA/CKADともに300ドルです。割引が適用される場合もあります。
私が使用した割引は下記Udemyの受講者特典です。
定期的にクーポン情報が送られてきていたのでそれを使用しました。

Certified Kubernetes Administrator (CKA) with Practice Tests
(教材としてもとっても優秀です。日本語字幕つけてくれたら最高なんですけどね。)

申込方法

LinuxFundationのWebページから申し込みます。申し込みのURLによって試験官の使用する言語が違うのでご注意ください。

英語で問題なし!の方は以下のURLからの申し込みです。
CKA申込:https://training.linuxfoundation.org/certification/certified-kubernetes-administrator-cka/
CKAD申込:https://training.linuxfoundation.org/certification/certified-kubernetes-application-developer-ckad/

日本語で頼む、、、という方は以下のURLですね。
CKA-JP申込:https://training.linuxfoundation.org/certification/certified-kubernetes-administrator-cka-jp/
CKAD-JP申込:https://training.linuxfoundation.org/certification/certified-kubernetes-application-developer-ckad-jp/

私の場合はもちろん日本語です。ただでさえ難しい試験に英語の壁が立ちはだかるのは勘弁。

参考URL

Kubernetes 技術者認定試験
CKAを取るまでの道のりと学習の記録 #kubernetes #k8s

なお最新の正確な情報を知りたいかたは下記URLをどうぞ。
Certified Kubernetes Administrator (CKA) Program
Candidate Handbook
Frequently Asked Questions

翻訳サイト置いておきますね。
DeepL翻訳

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