僕が文章を書く理由とか自己紹介とかとか

はじめまして。らてんと申します。
時間に余裕ができたことをきっかけに数日前からnoteを投稿しはじめました。書いている文章で思想とか人となりとかご判断いただければと思っていましたしその方が文章家っぽいよなと考えていたのですが、よくよく考えてみて自分が何者かとも名乗らずにただただ思想をぶちまけるって配慮の一つもできない自己中野郎と罵られても文句は言えないと思い、結果自己紹介文を書いています。あとnote社が提供している自己紹介できたね!メダルが欲しかったから。

僕が文章を書く理由

たぎる想いを伝播させたいからです。嘘です。夭逝した教育家、瀧本哲史さんは文章を書く理由を"世の中を変えるため"と言っていました。かの有名な投資家ジョージ・ソロスが私財を投じて実施したコピー機ばらまき施策が奏功し、ソロスの母国ハンガリーではビラのばらまきが活性化。民主化運動の激化とともにソ連からの独立を果たしたハンガリー。このエピソードを知って瀧本氏は出版活動に力を入れるようになりました。

当の僕はというとそんな高尚な理由のために書いているのではなくただただ自分の頭を整理したいから書いています。自分が思っていることを文章にしたときのモヤモヤがすっきりする感覚が好きなんです。だったらGmailの下書きにでも書いておけという話なのですが、もしかしたら、万が一にも自分の書いたものが誰かの役に立つかもしれない、という淡い期待を持ってnoteの投稿ボタンを押すわけです。

インフォメーションテクノロジーと読書と音楽でできています

僕を構成する要素は3つあります。まずはインフォーメーションテクノロジーについてお話しましょう。

といっても単にIT業界の1企業に勤めていますよ、という話です。ソフトウェアのマーケターをやっています。当方、柔和な文系大学を卒業したものでして進路については「広告会社でキャッチコピーとか作りたいなぁわくわく☆目指せ糸井重里!」とか考えていたのですが気付いたらIT業界に飛びこんでました。ついこの間まで温室育ちの大学生だった新卒に対してKubernetesという鬼訳わからんソフトウェアを売ってこいというぐらいには鬼みてーな企業に入ったのですが、悪くないなと思います。「世の中には悪い会社か悪くない会社しかない」とは私の恩師の言葉です。新卒ガチャ1回目にして悪くない会社を引き当てたのでラッキー。何はともあれ自分の売る製品を理解することは初手の初手ですので必死にITの勉強をしている次第です。小難しい技術をエンジニアでなくとも理解できるような解説系noteをいつか書きたい。徐々に増やしていきます。

次に読書です。読書好きです。小さい頃から活字を読むのが好きでした。僕を沼にはめたのは伊坂幸太郎の『死神の精度』だったかと。小説はもちろん、自己啓発系も読んだりします。仕事に関わる実務書も。紙電子書籍論争に加わるのであれば使い分け派です。小説は紙、その他は電子書籍で読みます。ページをたぐる行為までをセットにしたのが小説体験である、だから電子書籍で読むのはナンセンス、とはまったく考えていません。僕が紙で読む理由はふたつです。ひとつは目が疲れないから。小説は就寝前に読むことが多いのでブルーライトがんがんに浴びて寝られなくなるのは避けたい。もうひとつが、いつか子供ができて、その子にはぜひ本に触れて欲しいからです。僕のスマホの中にあるのでは簡単には読めないでしょう。家のどこかに小説を置いておいて好きなときに読んで欲しいなと思ったから、小説は紙で収集することにしました。終わることのない論争に少し突っ込んでしまいましたが要は読書体験にまつわるnoteも書きますよというお話です。あ、といっても書評という高尚な形ではなく、どくしょかんそうぶん、です。

最後、音楽について。聴くのも歌うのも好きです。主に邦楽ロックバンドには目がない。最初に好きになったのはロードオブメジャーでしたかね。なけなしの小遣いで買ったロードオブメジャーのベストアルバム、あれどこいったかな。5000円あればゲームソフト1本買える時代に3000円のベストアルバムを買うという行為は当時の自分にとっては非常に大きなことでした。あと1ヶ月我慢すればマリオカート買えるのに、、という葛藤は今でも克明に思い出すことができます。時は移ろいiPodが出て、「TSUTAYAでレンタルしてインポートすればええやんけ!」という感動はひとしおでした。思えばよく通ったものでしたが、今の子供たちはTSUTAYAすら不要な時代です。便利な時代になって音楽へのアクセスハードルがぐんと下がった今だからこそ聴かなきゃもったいないの精神でいろいろ聞いてます。そのうちアーティストへの愛を語るnote書きます。

結び

思わず自分語りが長くなってしまいました。自己紹介って書きやすいですね。ひとつの読書感想文を書くよりずっと書きやすい。麻薬的ですらあるので困ったら自己紹介書こうとならないよう気を引き締めて過ごしていきたいと思います。ではでは少しの間かもしれませんが、どうぞよろしくお願いします。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?