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鷲のように力強く

しかし
主を待ち望む者は
新しい力がみなぎり

鷲のように翼を張って
舞い上がることができます

どれだけ走っても疲れず
どんなに歩いても
息切れしません

イザヤ書 40:31 JCB

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自分は上のように聖書のことばをフリーの画像と組み合わせて、FacebookやTwitter、ブログに毎日投稿しています。ですので、note でも紹介したいと思います。

一番下にある「イザヤ書 40: 31 JCB」について説明します。イザヤ書は、旧約聖書の預言書の一つで、比較的有名な書の一つです。イザヤ書は66章あり、この言葉は40章にあります。聖書では章の下に更に節と呼ばれる番号が振られています。イザヤ書40章には31の番号が振られています。従ってこの言葉は31節、つまり一番最後の節になります。

「JCB」はクレジットカードの会社じゃなくて、聖書の翻訳の種類を示しています。ここではリビングバイブルを使っているのですが、なんでJCBなんだろ?
以前は JLB でした。 Japanese Living Bible の省略であることがわかります。リビングバイブルは意訳でわかりやすさを一番としていますので、聖書翻訳の常識的、厳密なルール適用は今後の課題ですね。

イザヤは預言者の名前です。丁度、イスラエルの民がバビロンに連れて行かれたバビロン捕囚時代に書かれました。また、イエスの生涯が預言されており、新約聖書での引用も多い旧約聖書の書になります。イザヤが活動していたのは紀元前8世紀頃ですので、イエスが生まれる700年以上前に書かれた書物です。

イザヤ書は66章ありますが、聖書も旧新約聖書あわせて66巻あります。旧約聖書は39巻ありますが、イザヤ書の1章から39章までは旧約聖書に対応するかのように、イスラエルの罪の告発から始まり、救い主(メシア、キリスト)を待ち望むところで終わります。そして、新約聖書の27巻に対応するかのように、イザヤ書の40章から66章までの27章は捕囚からの解放に始まり新天地の描写で終わります。

今日の箇所は40章ですので、バビロン捕囚からの解放が主なメッセージになります。

最初に出てくる「主」とは神さまのことです。十戒で神の名前をみだりに口に出してはいけないという項目があるために、ユダヤ人は神さまの名前は呼ばず、主と呼んでいたようです(今でもユダヤ人は神の名前を口にする事は避けています)。

私たちは神と置き換え良いと思います。ということでここは「神を待ち望む者は」と読めます。バビロン捕囚からの解放の宣言している章ですので、みんな元気を出しなさい。神様を待ち望みなさい!神様の約束を信じる人たちは、その約束のゆえに力が与えられますよ、というメッセージになります。

こ言葉を心に刻むなら、心に励ましが与えられて、力が与えられます。

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