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早起きがしたい

昨日、寝る前の1時間くらいを使ってnoteを書いていたら下書きを一度もしていなかったらしく、画像を選んでいる途中にバグってほとんど消えてしまった。1,400字ちょっとは書いていたと思う。
悔しすぎてもうnoteやめちゃおうかと思った。
だってこれは誰かに読んでもらうために書いているというより、この日はこんなことを考えていたんだなって後から読み返すために書いているから、自分が嫌になってしまったらそこで終わりなのだ。(仲の良い友だちには、ちょっと読んでみてほしいなって思ってるけど。)まぁ、特に良い内容だったとかそんなことはなく、テレビで流れたいきものがかりの気まぐれロマンティックを聴いて大学生時代を思い出したとか、久しぶりにひとカラに行って虚しくなったとかそんなことしか書いていないんだけど。それでも悔しいものは悔しい。

そういえば2月もそろそろ折り返しなのに、まだ一度もジムに行けていない。なんせ、眠すぎる。最近はずっと毎晩0時くらいに寝て、昼まで寝る生活を送っている。今出してもらっている薬は睡眠のリズムを整える薬らしいのだけど、全く整わない。夜は全く眠くならないから意味もなくツイッターを漁ってしまうし、朝は7時に目が覚めても眠すぎて二度寝してしまう。学校が始まる前に生活を整えておきたいのに、なかなかうまくいかない。でもまだ夜眠れているからマシじゃないかなとも思う。

大学三年の夏、夜眠れなくて昼間に寝ていた。起きたらもう夕方で、日が暮れたら近くのコンビニに行って目についたものを片っ端から買って帰って、満腹になって気持ちが悪くなって吐いては自己嫌悪に陥っていた。心療内科に行って鬱に効く薬をもらって飲んでいたけれど全く効かず、夜眠れなくて大学に行けず困っているから眠剤を出してほしいと言っても「眠いのを我慢して一日起きておいて睡眠サイクルをリセットして。」としか言われず、眠剤は出してもらえなかった。お風呂には四日に一回くらいしか入れず、一日何も食べずにタバコだけ吸って過ごすようなこともあった。夜は孤独で、死んでしまったほうがマシなんじゃないかと思って自殺の仕方を調べたけれど、失敗して死に損ねるのが嫌でどれも実践できなかった。腕でも切ってみるかと思ったけれど、痛いのが嫌で安全ピンをぷすぷす刺すくらいしかできない自分が惨めで情けなかった。大学に行かなくても友だちからは何の連絡もなく、わたしって必要のない人間なんだなと思った。
そんな夜に、PK shampooの空のオルゴールがあれば、あの時のわたしは少しでも救われていたんじゃないかなと今更思う。あの頃のわたしには何の救いもなくて、結果全てがダメになってしまったことが未だに悔やまれる。
いや、あんな夜があったから、今この曲にすごく救われているのだし、たとえあの頃に救いがなくても今こうやってなんとかやれているということは結果オーライなのかもしれないけれど。

なんだか暗いことを書いてしまった。わたしは空のオルゴールが大好きだ。奇跡の次に好き。空のオルゴールは、夜眠れないまま朝を迎えてしまったことのある人のための曲だと勝手に思っている。だって、夜はしっかり寝て朝シャキッと起きられますみたいな健康優良児に、「死んでしまったほうがマシなくらい冷たい夜」なんてわからないだろうし、「空のオルゴールがまた次の朝を回すよ」の意味だってわからないだろう。夜明けは必ず来るとか、明日があるさとか、そんなことを歌われても絶望するだけだ。どう足掻いても明日は来ちゃうんだよと歌ってくれる上に、ヤマトパンクスはそれをオルゴールになぞらえる。最後の「ふたり手を繋げは怖くないよ くだらないけど本当さ」は、まるでいつもヤマトパンクスがそばにいてくれるみたいな安心感がある。あまりバンドマンを神格化したくないけれど、わたしはヤマトパンクスが歌い続ける限り大丈夫だという謎の確信がある。どんなにつらいことがあったって、わたしにはヤマトパンクスがいるしな…と思うと全てどうでもよく思えてしまうのだ。わたしのスーパーヒーロー、頼むからずっとステージに立って歌っていて。


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