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手のひら返し

5年ぶりにコンビニでビニール傘を買った。天気予報をちゃんと見ていたのに、うっかり傘を家に置いてきてしまったのだ。ビニール傘を見ると、yonigeのリボルバーの歌詞を思い出す。失くなっても替えのあるビニール傘みたいにはなりたくないな。それこそ夜の信号なんかより「あーなりたくない」と思う女子そのものだ。わたしは唯一無二の存在でありたいし、いつかこの恋が終わってしまったとき、しきりに思い出してしまうくらいキョーレツな存在でありたいのだ。

そういえば1ヶ月前はSHISHAMOもコレサワも聴いていなかったのに、最近はよく聴いている。SHISHAMOやコレサワをルンルンで聴けるいつかが早くきますようにってnoteに書いていたけれど、それは思っていたよりはやくきたみたいだ。引き寄せの法則とかあまり信じていないけど、自分を置いている環境とか、言動とか、結構大事だと思っている。ネガティブなことばっかり言っているとそれを引き寄せちゃう気がするし、叶えたいこととかやりたいことはどんどん口に出していったほうが叶いやすかったりする気がする。マッチングアプリを再会してからずっと、家族の前で「わたしは恋人つくるからね。」と宣言しまくっていたのも、いま思い返すとよかったのかもしれない。まぁ、こればっかりはタイミングな気もするけれど。

自分がこんなに相手に夢中になるなんて微塵も思っていなかったから、毎日ラブソングを聴いて過ごしているなんてなんだか可笑しくて笑ってしまう。付き合ってすぐは2週間に一回会えたらそれでいいかと思っていたのに、気づけば週に2回は会いたくなってしまっている。恋っておそろしいものだ。世の中の恋人たちはくっついてないと死ぬのかな?なんて馬鹿にしていたけれど、本当にくっついていないと死んでしまうんだと思う。会えない時間が愛を育むだなんていうけれど、バイト中のわたしはラブソングを鼻歌で歌って、次に会えるの楽しみだなってそればっかりを考えているから大笑いだ。笑ってくれ。交際費がかかるのが嫌だなんて言っていたのに、今や交際費を稼ぐためにバイトしているようなものである。案外趣味との両立もできる。ちょっと時間やお金を犠牲にはするけれど。

3ヶ月前のわたしは恋愛は無駄だと言っていたのに、3ヶ月後はこの有様である。人生って本当に何が起こるかわからない。デートは楽しかったけどLINEの返信遅いし、恋愛っぽい会話とか皆無だったからお友だちコースかなって思っていたし、まさか付き合うなんて思ってもいなかった。でもなんか、最近はちゃんと生きてたら良いことあるんだなって、思えるようになった。うっかり死ななくてよかったなって。当分は元気に暮らせそうです。バイトも学校もがんばるぞ〜


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