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上司は言った「残業してクオリティを上げろ」

これは前職の出来事。ただの愚痴。
いつも定時ぴったりに帰る私に言った。

定時で帰る理由

私が仕事を定時で帰る理由はいっぱいある

・決められた時間内でいかに高い成果を出せるか常に全力で行動している
・毎日深夜まで残業している上司を見て、こうはなりたくないと感じた
・将来家庭を大切にしたい
・仕事以外で新たな価値観に触れる時間を増やしたい
・健康でいたい
・事務所の帰りにくい雰囲気=したいことができない状態 を変えたい

定時は16時45分。
私はいつもぴったりに帰る。
17時で帰る人もいれば17時30分で帰る人もいる。でもその分の残業代はつけていない。自分にとっては考えられなかった。本気で業務に取組んで15分過ぎたなら残業申請するべきだし、申請しないのは本気で取り組まなかったことになる。そういう人は毎日そんな時間で帰っているのでスタンスの問題なのかもしれない。

ある新入社員が言った。
「15分過ぎても残業付けないってヤバくないですか?
 バイトで考えたら僕キレますけどね!」
たしかに!!と思った。

「残業しろ!」と言われないために

個人の価値観は社風に飲まれてしまいがち。
事務所の雰囲気は定時ぴったりに帰りずらい雰囲気。
実際帰っているのは派遣の方と定年過ぎた方ともちろん自分

何か言いたそうな感じはひしひしと伝わってくる。
だから、
・既存のトライ&エラー、新技術の開拓など「現状に満足していないぞ!」といったアピールを成果物で示す
・ノルマ以上と表彰は絶対条件
・自分の担当エリア(工場)に迷惑をかけない

言われない努力をしていたが、年末の面談で言われてしまった。
隣の人より、他のチームより、誰よりもできている!と陰ながら思っていたが上司の目にはそう映らなかったようだ。

面談にて「仕事が雑」

この言葉が衝撃だった。

上司「仕事が雑になってきてる」
自分「具体的に何が雑なのか、その時になんで言ってくれないのか」
上司「もっとできるはず、残業してクオリティを上げようと思わないのか?」
意味が分からない。
今現在クオリティの高い人は誰なのかを聞き出し、自分はその人と比べ何が劣っているのか、どういう姿勢を見習えばよいか聞いてみたが無駄だった。

「仕事が雑」という言葉にイライラしてしまい、
もうクオリティを求めるのはやめようと思った。
実際、評価もB判定で自分の大切にしていることと上司が大切にしていることが違えば何をしても大して変わらない。こんなことに今更気付いた。。


大きなトラブルがあり一生懸命やった!とか、大きな報告会で頑張った!のような一大イベントで主役になった人が評価されるような会社である。

ちなみに、
自分の大切にしていること:知見を集め、技術の基盤を作ること
部署が評価すること:やってる感

私の評価がBということは、
この会社は恐らく一生古臭い工場で古い技術で生き延びていくんだなーと思う。
それと、他のチームに係長はいるが私のチームにはいない。係長の仕事をもう一人の同期とさばいている。それももちろん評価には反映されない。

PS
私はもう一人の同期(中途入社の年上後輩)をすごく尊敬している。
家庭のため残業しているがそのほとんどが基準書作り。しっかり技術が残る仕事をしている。
他の人はメールチェック、日報、プレゼン資料作成…何の役にも立たないことに時間を使っていることがほとんど。

強制残業導入

新しいシステムを導入することになり、膨大なデータを調査することになった。期間は数ヶ月あり計画的に進めれば大したものではないがなんと強制残業が召喚された。

「毎週木曜日2時間残業すること」

最初のうちは作業していたが、定時内にも進めていたため残業でやることがなくなった。
帰りたいと言ってみるも、「帰ったらあかん、ほんまにちゃんとできてんの?」と言われる。

人事と組合に言わなかったのが唯一の心残りである。

まとめ

日々のコミュニケーションを大切にし価値観を共有することが大切。
これに尽きる。

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