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中途半端な2年間を経て

プロジェクトカラフル代表の江藤です。
もともと10年前に、「LPテンプレート Colorful(カラフル)」というLPテンプレートシステムをリリースし、これまで18000名以上のユーザーさまにご利用いただくロングセラー商品となりました。

これまでは、僕1人で個人経営をしてきたこちらの事業を、拡大に伴って2,3年ほど前から、運営チームを新たに招き入れ、チーム体制で進める事になりました。

これまで、経営者としてやってきていた訳ではなく、ほぼほぼ個人のレベル(外注さんに発注したりはしていましたが)で、8年ほど行ってきていました。
ですので、複数名に毎月報酬をお支払いする形で、チームとして運営していくという経験は、初めてでした。

結果、この2年ほどは、カラフルという事業が転換期だった事も踏まえて、「どのように事業を拡大させていけばいいのか?」「カラフルという事業はどういう在り方として拡大させればよいのか?」、悩んでいた時期だったと言えます。

本当に思考錯誤しながら、色々な事をやりました。
例えば

  • カラフル認定講師の発足

  • カラフルサポーターの募集

  • カラフルビジネスラウンジという月額制のコミュニティの発足

  • プロジェクトカラフルという新しい理念の発足

などです。細かい部分で言うと、他にも様々なセミナーやプロジェクトも多く企画実行しました。

結果的に、どれも積み重ねるように、カラフルという事業の中で大切な土台を作る事につながってきたと思います。その一方で、僕自身、大きな気づきを得ました。それは何かというと、

リーダーの在り方が、ダイレクトに事業に反映される

という事でした。

実際、この2年間、僕は様々な事に迷い、迷っているからこそ、そこのエネルギーを注ぎきれず、一言で言うと「中途半端」な在り方だったと思います。
例えば、

  • 短期的な売り上げを求めていくのか、それとも理念の浸透とともに、長期的な繁栄を求めていくのか?

    • 毎月の報酬を支払っていく上である程度の売り上げを立てる必要があるが、短期的になりすぎてしまうと、事業のビジョンが発展しない

  • リーダーである江藤がフロントに立つのか?それともチームとしてのブランドをつくっていくのか?

  • お客様の需要に応えるのか?それともビジョンの提示と浸透と共に、新たな世界観を表現していくのか?

    • 需要に応える事は必須ですが、それだけだと今に対応するだけとなり、サービスとしての未来の発展には乏しくなる。

など、どれもバランスだと思うのですが、このバランス感覚を決めきれずに、足元がグラグラしながら、色々試しは修正、試しは修正、と繰り返していた感覚です。

もちろん、やらないと見えない事もあるのですが、お客様にとってみれば、その在り方における統一感の欠如は、信頼の欠如にもつながるのも無理はありません(実際に何かクレームが来たり、退会者が殺到する、などはなかったですが)。
もしそういうお気持ちを抱かれた方がいらっしゃれば、申し訳ございませんでした。

さらに、リーダーである私、江藤自身も、この2年間で、自身の在り方について、とても考える時期だった、というのも大きいです。

  • 新しく魂の道として音楽活動をスタートさせた事で「アーティストとしての自分」と「ビジネス経営者としての自分」とのバランス感覚や乖離感への葛藤

  • 結婚してもうすぐ5年、パートナーシップに関する課題や葛藤

  • 第二子を授かり、仕事と家事、2人の娘の子育てを両立するバランス感覚

など、「むっちゃプライベートやん! 事業と混合しないで!」という声もあるかもしれませんが、事業と別と切り分けたとて、実際エネルギー的には全ては繋がっているからこそ、それらも全部表れていくのは、ある意味当然の事だと思います。

つまり、強いては「リーダーの在り方」が中途半端だったり、自分の中で決めきれていない物事があると、それがチームの在り方に繋がり、それが事業の在り方に繋がっていくのだ、という事を、身をもって体感した時期だったと思います。

こちらに関しては、申し訳ないという気持ちと同時に、ある意味仕方ないと思う気持ちがあります。だって、実際それが自分だったのだから、それをどう隠そうとも、エネルギー的には全部見透かされるし、宇宙は全部お見通しだからです。

そんな過程を踏まえながら、ビジネス・そしてアート活動を2年間行っていく中で、ある時に、これまで分離されていた意識が、ふっと統合される瞬間がありました。これまで分けて考えていた、複雑に考えていた事象が、自分の中で1つになった感覚があったんです。

その時に、カラフルとしての事業の在り方が、ビジョンとして見える瞬間がありました。「そうか! 全部一緒だったんだ!」「思考で頭をぐるぐるさせていた、その雲の先に、答えがあったんだ!」という感覚でした。

カラフル、強いてはプロジェクトカラフルが、この地球にとってどういう役割を担っているのか? ここから5年や10年で、どういうビジョンを表現していく事が、大切であり、自然なのか?
それらが垣間見得た今、その在り方というものを、実践したり、形にするフェーズに入っていく事が、とても重要なのだと感じます。

でも、これまでのストーリーがあったからこそ、これからのストーリーが始まっていく。そして、これまで培ってきたものは、全てに意味があった。その感謝と誇りのもと、カラフルとして、我々は次のフェーズを進んでいく事になると思います。

すぐにどんどん実現していくかは分かりません。時間は大切ですが、急ぐと逆効果になる事を、これまで経験してきました。そしても完璧であるかというと、完璧ではないと思います。
しかし、みんなでみたい景色がある。みんなでみたい世界がある。このビジョンを共有していく事が、何をするか?の先にある意図が、とても大切であると思っています。

という事で、カラフルの2年間を振り返ってきたのですが、ぜひこれからのカラフルを、少しでもワクワクする、惹かれる何かがあれば、ご一緒できると嬉しく思います。

カラフルには、今、素晴らしいチームメンバーがいます。そんなメンバーさんと一緒に、歩んでいきたいと思います。
それでは、ありがとうございました。

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