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JFL奈良クラブの2019開幕戦に行ってきました!

note初投稿です。夫がすごくnoteを楽しそうに使っているので、

私もいつかやりたいなぁと思っておりました、note。サッカークラスタの方もよくnote使っているし、なんか使ってみたいなーって。
またタイミング的にも、4月から東京コミュニティスクールというマイクロスクールにインターンさせて頂くこともあるし、改めていろいろ自分の思うことを書いておく場所が欲しいなぁと思っていたので、今日から始めてみようかな、と。ただ、書きたいことに到達するまでに説明しなきゃいけないことが多すぎる気もして、それはおいおいエントリを分けてまた書いていけたらいいなと思います。とにかく私は奈良クラブについて、書きたい。

実はサッカー好きだったんです、私。

サッカーについてそんなに多く語ることもなかったんですが、小5の時にJリーグが開幕して以来、ずっと鹿島サポをやっています。もちろん波はあるし、サッカー自体から離れていた時期もあるので、胸を張って鹿サポってわけじゃないんですが、茨城出身だったし、高校在学中に母校がインターハイ準優勝したりしたこともあって、サッカーはずっと好きでした。
…というか両親がめっちゃくちゃサッカー好きで。鹿島の年間指定シートを持っていたので、ホーム戦はほぼ観戦するチャンスがあったし、旅行と称して遠征してたし、みたいな感じだったので巻き込まれてるうちに好きになっていた、という所が正直な所ですwちなみに超余談ですが私が一番好きな両親のサッカー大好きエピソードは、2000年のシドニーオリンピックの頃、私は高3で、しかも推薦入試を1ヶ月後に控えていたタイミングだったんですよね。で、当然のごとくシドニーに行こうとしてる両親に「いや、いくらなんでもこの時期に行くか?」と聞いたら、「私達がいるかいないか、お前の受験になにか関係あるか?」と逆に聞かれて、心から納得して送り出したというエピソードです。(余談の余談ですが、その後ちゃんと大学は受かりましたw)

ハリルホジッチ解任が私のターニングポイント。

ロシアW杯直前のハリル監督の解任、私は結構びっくりして。その頃はサッカーからちょっと距離を置いていたのであまり状況は知らなかったけど、でも元々ハリル監督の言うことって筋が通ってるというか、結果はともかく言ってることはわかる、と感じていた人だっただけに、なんでこのタイミングに辞めさせられるのかが個人的には全くわからなかったんですよね。
それで久しぶりにちゃんと調べようと思ったら、大好きなフォロワーさん達がいろいろな記事や自分の想いを語られていて、そういう記事に目が触れる機会が多くなりました。

とか、

とか、こういう記事に触れて、改めてサッカーに興味を持ち始めたんですね。で、更にサッカークラスタの方をフォローしたら、試合があればレビューとかたくさんあがってくるし、戦術レベルで書いてる方もたくさんいたりして、私が夢中で見てた頃より、ずっといろんなサッカーの見方が増えてきている。そんな感じを受けました。私はアオアシとフットボールネーションは大好きでずっと読んでいるんですが、アオアシの主人公の「学びの点と点が線になる瞬間」の描写がとても好きで、改めてサッカーを観ることで、自分の観戦の中にも「学びの点と点が線になる瞬間」が訪れるのではないか、そう思うようになりました。

これとか読んで、感動しました。なんか、そうか、こうやってサッカーが観れたら、もっともっとサッカーが好きになれる気がする、と。

サッカーを変える、人を変える、奈良を変える。

フットボリスタとか読んで改めて自分なりにサッカーを学ぼうとしていたそんな時。奈良のサッカークラブに林舞輝さん(先述した記事を書いていて感銘を受けていた方)がGMとして就任するというニュースが飛び込んできました。しかも、コンセプトが「学びと勇気」であるらしい、と。
京都に移住して8ヶ月経ったくらいだったでしょうか。こんなタイミングでこんなラッキーなことあるか?!と思いました。(また余談ですが、私は「出会うべくタイミングで出会うべき人に会う」運が最強だと自負しておりまして、事業もそれでなんとか続いていると思うくらいなので、またそれを発動したのだと勝手に思ってますw)
いろんな人にリンク送りまくってるんですが、この奈良クラブの特集記事が本当に素晴らしいので、ぜひ読んで欲しいです。私はこれを読んで涙が出るくらいワクワクしました。

ソシオにも速攻で入会したし(夫に交渉してクリスマスプレゼントにしてもらいました)、いろんな手を使って奈良クラブに接近を試みつつ、奈良クラブの目指すビジョンとサッカーがどう融合して、どう進んでいくのかをこの目で確かめたい、そう思いながら、今日の開幕戦を迎えたわけです。

久しぶりのサッカー観戦、そして雨。

こんなに楽しみにしてたのに、開幕戦は夫が出張だったこともあり、娘さんの預け先も確保できそうもなかったので諦めていたんです、実は。でも、直前になって夫の出張が延期になるというミラクルが起こり、急遽観戦に行けることに!ひらがなが読めるようになった娘さんにわかるようにカレンダーにも書いて。

そして、当日。………雨。めっちゃ雨。サッカー観戦初の娘さん、サッカー観戦2戦目の夫を連れていけるか…?!結局グラウンド近くまで行って決めようと家族で行って到着したタイミングでなかなかの雨脚。夫から「いってきていいよー」という神対応により、奈良クラブ開幕戦は単独観戦となりました…(涙)早く家族で行きたいな…!

でもグルスタも食べたし、

クラファンで話題になっていた奈良クラブデザイン仕様のグルスタカーも観れました。

(ここでまた余談なんですが、ステーキ買ったのはいいものの、直前におにぎりを食べていた為ステーキ食べきれず、悩んだ挙げ句お隣のサポさんらしき方々にお声がけして食べて頂けないかというとんでもない図々しいお願いをしたらこのデザインカーをデザインした方々だったいうね…我ながらいろいろ引き当てる…みなさん、温かく対応してくださってよかった…)

吾輩はサッカー学びたてである、レビューはまだ書けない。

さぁここからやっとレビューだと思うじゃないですか。でも私まだまだサッカーの見方もわからなくて。レビューっぽいこと書こうと思ったけど、やっぱり無理でした。でも、奈良クラブを応援していたら、いつかレビューが書けるようになる気がする。いや、きっと書ける。
それはやっぱりホーム戦の試合後にある林GMによる試合レビューだと思うんですよね。これに参加するって思うだけで、試合を観る気合いが変わります。林さんのレビューを聞いて学びを深める為に、より集中して試合を観たいって私は思いました。学びには振り返りが大事って言いますけど、それを観た後すぐに、GMの振り返りも聞けるし、それによって自分の振り返りにもなるなんて、学びにはこれ以上ない環境ですよね。
ちなみにレビューに参加するということを前提に観てた所で私のレベルで感じることなんて
・三重は奈良の右サイド(#8側)狙って攻めてるっぽいなぁ、でも結構ちゃんと防いでるなぁ(決定的な瞬間そんなになかった気がする)
・前半は三重のボール支配率の方が高そうだなぁ
・前半44分のFKで失点はもったいないなぁ
・後半から奈良のボール支持率が上がったっぽいぞ
・#7(左サイド)の突破がいい感じに効いてるっぽいぞ
くらいしかない。一所懸命思い出してもこれくらいしかない!でもいいの、これから奈良クラブと共に学ぶためにはいい具合の伸びしろ!伸びしろですねぇ!(やけっぱち)
でもこんなレベルの私でも林GMのレビューや、他のサポーターさんのする質問に触れることで、ほんわか感じていたことがなんだったのか、私が見えてない景色はどんな景色なのか、まだ輪郭を感じれている訳ではないけど、輪郭がそこにあるっぽい、みたいな感触を得ることができました。
林GMのレビューで私のメモが間に合っていたのは以下の通り。

・スタートのフォーメーション、三重は4-4-2だったが、奈良はいくつかフォーメーションと各フォーメーションに対してのポジションを用意していた・スタメンは一人を除いてほぼ予想通り・三重の#13藤牧選手対策として、#8堀田選手をCBにして当てた(やっぱり右側で攻めようとしてたのか!と嬉しくなった)・今の奈良は「繋げる」ことを意識していない・それよりもどんなチームのどんな布陣のどんなパターンにも対応できるようベースを上げていく意識をしている・今奈良が目指しているのはどんなフォーメーションでもどういう戦い方でもJFLの3番から4番目になれるようなチーム。そういう意味でもベースを上げることを意識している・三重戦対策として、中央に切り込まれる(林GMは違う言葉を使っていたような気がするけどメモしきれなかった悔しい)のが怖かったので、前半はリスクを取らない戦い方を選択した・25名の選手のうち24名が開幕戦にベストコンディションで挑める状態にできたのはとてもよかった

そうか、そういう気持ちで戦ってたのか、とか、奈良クラブが今回どこをケアしてたのか、とか私なりにでも理解できることで「次また観に来たいな」って思えるのもすごくよかったし、この積み重ねは私にとって点と点が繋がることを体感できる場かもしれないという実感がより湧きました。(J3に上がったらDAZNで観れるようになるから現場観戦する→林GMのレビューに参加する→DAZNで復習するみたいなフローも可能になるの素晴らしすぎる)ただ、これから林GMレビューの参加は激戦になるだろうし、特定の人だけが受けるのはもったいないとも思うから、どの程度参加してもいいのかなぁとかは結構考えました。

本当に奈良クラブは、サッカーを、人を、奈良を、変えるかもしれない。

いや、わかんない、わかんないですけども、少なくても私は今日の試合を観て、そう感じました。それは今すぐにという訳じゃなくて、長い道のりだと思うけど、でも、その一歩を奈良クラブは踏み出したんだな、そう思いました。
林GMレビューの最後、とても素晴らしいことを話してくれたサポさんがいて。

私、今日が2回目の参戦なんです。1回目の時にオフサイドを知ったくらいだし、勝ったか負けたかくらいしか楽しい基準がなくて、だから今日はすごい悔しいって思ってて。でも、今日林さんのレビューに参加したら、こういう楽しみ方があるんだって思えたのがすっごく良くて。それをみんながそう思えるようになったらいいな、と思います。(ニュアンス含む)

それに対して、

僕らのビジョンはサッカーを変える、人を変える、奈良を変えるですけど、今日レビューに参加した方が、新しく気づいたことを周りに伝える、それは帰りの電車やバスとか、Facebookとかnoteとかに書いてくれてもいいし。参加してくれた人みんなで伝えて、みんなで学んでいくことができたら、本当に奈良クラブのサッカーも、それを観る人も、そういう人達が集まる奈良も、変わっていくんじゃないかと思うんですよね。(ニュアンス含む)

と答える林GMと中川社長。ビジョンに基づいて戦略がなされているチームは絶対強くなるだろうな、と思いましたし、これからJリーグに上がって、奈良旋風を巻き起こすその一歩をサポーターとして共に歩めるならこんなに嬉しいことはないな、と。そう思った開幕戦でした。

え、今日の試合結果ですか?…0-1です。でも!今日は30試合のうちの一試合。悔しい、めちゃくちゃ悔しいけど、でも悔しい気持ちも次に繋げて前向って思えた一日でもありました。めちゃくちゃ悔しいけど。

レビュー開始前、「あーーーどうしたらよかったんですかねぇぇぇぇ?」と座り込む林GM。こんなGMの一面も垣間見れる奈良クラブ、最高じゃないですか。最高ですね。しばらく私の単身赴任でホーム戦観戦ができないけど、次こそは家族で楽しみたいなー!


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