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2020年私の一文字、2021年私の一文字。

勝手に恒例企画です。

毎年夫婦で一年の振り返りと、来年の目標を漢字一文字にしています。今年も二人で時間を取ってじっくり話をしました。創設したArrowArrowでもここ3年くらい恒例企画にしていて、みんなとの振り返りが終わったのでここにも書き記しておきたいと思います。

2020年私の一文字「省」

2020年は「省みる」の「省」を選びました。人生の中でもトップクラスに内省した一年だったというのが振り返ってみての感想です。2020年は改めて小学校創設に向けてどこでやるかの場所探しからスタートして、さぁようやっと動くぞと思った矢先に緊急事態宣言で全く身動きが取れなくなりました。小学校創設とか、諦めようと思えば速攻で理由100個くらい出てきそうな状況ではあったんですが(笑)、なぜかそうはならず「どうやったら(学びの場を創ったり)できるかな」が自分に出てきた問いでした。

その最初の問いを軸に「本当に自分がしたいことはなにか」「やらなくてもいいものはなにか」「やりたいこと、やらねばならないことはなにか」を時間掛けて考えたし、仕事のことだけじゃなくて、改めて自分のことにも向き合う時間を取りました。大学時代と同じくらい哲学書みたいな本も読んでたし、自分の中の概念の再構築をしたような、とにかく自分と向き合ってきた2020年前半戦。で、やっぱり小学校は創るぞ、学びの場を創るんだと決めて、動き始めたタイミングでTCS(東京コミュニティスクール)の次期理事長にチャレンジしないかと声を掛けていただいたのが、2020年前半最後の大きなイベントでした。

9月に実施されたTCSの総会にて次期理事長の指名を受けた旨の発表があった後も、来年度以降に向けて、「どこから来たのか」を考え続けてきた気がします。「どこに行くのか」もすごく大事だと思うけど、「どこに行くのか」を知るためには「どこから来たのか」を考えることが私にとっては重要でした。私にとって、来年からのチャレンジは相当ストレッチな挑戦だと認識しています。わからないこと、できないことも多いはずです。でもだからこそ、自分が何者であるか、私自身が知っておきたい、そういう気持ちがあったんだろうと、一年を終えようとしている今、感じています。

2020年、とことん自分を省みたことで、今感じるのは「失敗はめちゃくちゃするかも、でも潰れないで済みそう」ということです。いや、失敗もすんなよって話なんですけど、人間ですし、失敗して学ぶタイプなので、きっと失敗するんだと思います。でも、その失敗で自分が壊れてしまう可能性が少なくなったかもしれないってちょっとだけ、思えています。ずっと自分がなりたかったのが「過小評価も過大評価もせず、そこに在る自分を見る」ということだったのですが、自分への解像度が高くなったことで、自分への観察が少しできるようになった気がするんですね。いや、わからない、掴みたてほやほやの感覚なので違うかもしれないけど、今はそんな感じ、「省みた」2020年です。

2021年私の一文字「表」

振り返る一文字に比べて、毎年次の年の一文字を見つけるのが難しいんですが、今年はなんだかすんなり決まりました。「表舞台に出る」「表現したい」の「表」です。

2018年2月に京都に移住してからの3年間は、小学校創設に向けて、ArrowArrowの代表理事の肩書を降ろして、なんの肩書きも持たずに準備を進めてきた3年間でありました。いよいよ、改めて、新しい肩書きを持つ一年になります。ぐぐぐぐぐ…と秘めてきた(訳でもないけど)ものをドンッと表に出す最初の一年でもあります。別に私の人生は私にとって表舞台であることは変わらないんですけど、この3年間があったからこその2021年であることは間違いないので、今までの世界から出ていく、踏み出していく、という感覚が強いのかなか、と思います。

もう一つは、今年からずっと「来年以降にチャレンジしよう」と決めていたことがありまして。それは「英語で書かれた歌の歌詞を自分なりに理解したうえで歌ってみたい」ということです。誰かの前で歌いたいわけじゃないということは強く言っておきたいんですが(笑)、とにかく自分なりに納得した状態まで持っていきたいと思っています。自分の中の課題曲はこれです。

ザッピングしてる中でたまたまつけた紅白で歌ってたのを聴いて以来、なんだかんだずっと聴いてるし、「歌ってみたい」と思っています。音楽を聴くのは昔から好きですが「歌いたい」というか「わかりたい」と思った経験はあんまりなくて、2021年は30代ラストの一年でもあるので、自分なりの目標として持っておきたいなという、個人的な目標も置いておきます(笑)

今までの私だったら、こじらせすぎた自意識でこんなこと言うことすらできなかったんですけども、いろいろあった2020年でしたし、やりたいことはやれるうちにやっておこうって思うんで、2021年の後半あたり誰かとカラオケ行ける状況になったら、シラッと歌ってるかもしれません。その時はまぁ、聴いてやってください(笑)

2020年もたくさんの方にサポートいただいた一年でした。2021年は更にいろんな方にサポートいただく一年になると思います。失敗することを恐れずに、これまで築いてきた土台を信じて、挑戦する一年にできたらと思っておりますので、2021年もどうぞどうぞよろしくお願いいたします!

それでは、良いお年を!!!!

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